女性が選んだ女性のためのワイン!サクラアワード2016の表彰式に潜入!

心地よい春風を感じる2016年3月8日に「FOODEX JAPAN 2016」(幕張メッセ)にて、”SAKURA” Japan Woman’s Wine Awards 「サクラアワード」2016の表彰式が行われました。

”SAKURA” Japan Woman’s Wine Awards 「サクラアワード」とは、ワインライターとして活躍する田辺由美さんが審査責任者を務め、女性ワインプロフェッショナルの審査員による国際的なワインの審査会です。

審査員は女性のみ、今年はワイン業界をリードする380名の女性審査員によってブラインドテイスティングで厳正な審査が行われます。年々盛り上がりを増している「サクラアワード」ですが、今年のワインのエントリー数は前年比で22%も増え、35ヶ国3,543アイテムのワインが集まりました。

結果は179アイテムが「ダブルゴールド」、704アイテムが「ゴールド」、615アイテムが「シルバー」で、総計1,498アイテムが受賞、受賞ワインは料理に合うものから、リーズナブルなものまで、食への関心が強く、情報に敏感な女性ならではの視点で選ばれました。

とりわけ秀逸なワインに贈られる「ダイヤモンド トロフィー」は、ダブルゴールドに選ばれたワインの中から、特に優れたワインに与えられる賞です。今年はエントリーされたワインの僅か1%の36アイテムが受賞。

「ダイヤモンド トロフィー」受賞者に贈られるプレートは、ワイン生産でも名高い長野県塩尻市の伝統的工芸品である「木曽漆器」でつくられています。1998年長野冬季オリンピックメダルもこの「木曽漆器」で作られていました。桜の花びらは一枚一枚手書きで書かれ、日本らしさを感じる「雅」なデザインです。

パンフレットも「和」をイメージしたデザインで素敵ですね。

表彰式は田辺さんのスピーチでスタートしました。田辺さんは日本のワイン業界の事を考えており、「サクラアワード」の結果が、日本のワイン業界の活性化に繋がり、ワインの消費量を増やしていきたいと述べていました。

まずは、ダイヤモンド トロフィーの表彰式です。

まずは、アルゼンチン「メンドーサ ヴィンヤード / MV トロンテス 2015」。2年連続の受賞となりました。

南アフリカ共和国を代表するワイナリーの一つであるKWVから「KWV / メントーズ カンヴァス 2013」。

こちらはフランスはボルドー地方から、クリーミーな泡立ちが特徴的な「ジャイアンス / クレマン ド ボルドー N.V.」。

テタンジェ家によって長く引き継がれるメゾンとして、世界中で最も知られるシャンパーニュの1つ「テタンジェ / ブリュット レゼルヴ N.V.」。

ラングドックの三大グランヴァンと呼ばれる「プリウレ・サンジャン・ド・ベビアン / プリウレ・サンジャン・ド・ベビアン 2009」

全てを紹介する事は出来ませんが、表彰式では受賞者が登壇し、田辺さんから受賞プレートなどが手渡される形で進められていきます。

続いて、特別賞です。

特別賞は「マリアージュ」を評価した賞です。食全般に関心が高いのも女性の特徴という事で、ワインと料理のマッチングには、一家言をもっている人が多く、マリアージュを評価する特別賞として、寿司、天ぷら、すき焼き、焼き鳥、韓国料理、中華料理、タイ料理の7種類の料理に最も合うワインとして選ばれました。

また、日本でボトリングされた国産ワインの中から選ばれる「ベスト国産ワイン賞」(赤、白、ロゼ、各1アイテム)、そして、女性醸造家に与えられる「女性ワインメーカー賞」が1アイテム、総計11アイテムの表彰式が行われました。

まずは「寿司」部門で選ばれたのが、「トップバリュ / リゴル エクセレンシア N.V.」が受賞。このワインのコスパは素晴らしいですよね。

「てんぷら」部門では「マレノン / グランド トック ブラン 2014」が受賞。

「焼き鳥」部門では、「サントリー・登美の丘ワイナリー / ジャパンプレミアム マスカットベリーA ロゼ」が受賞。

「ベスト国産ワイン賞」は、「高畠ワイン / ラスティック・マスカット・ベリーA 2014」、「サントリー・登美の丘ワイナリー / ジャパンプレミアム マスカットベリーA ロゼ」、「安心院葡萄酒工房 / スパークリングワイン 2013」の3アイテムが選ばれました。

最後に女性ワインメーカー賞の表彰式でしたが、まずは2015年の受賞者ジョイア・クレスティさんのスピーチがありました。

女性ワインメーカー賞は10本のノミネートから選ばれたグランプリは、南仏ラングドック地方の醸造家カレン・ターナーさんです。

もともとは医学研究者で、味覚に対する情熱からワイン造りにハマっていったとか…。アデレード大学で醸造学を学んだ後、世界各地のワイナリーで働き、現在は南仏ラングドック地方プリウレ・サンジャン・ド・ベビアンへ。南フランス、三大グランヴァンの1つとして賞される蔵元です。

2016年、サクラアワード受賞ワインは総計1,498アイテムが受賞しました。今回受賞したワインは市場を牽引し、ワイン業界を活性化させる事は間違いありません。

また、ワインを楽しみたいのに「どのワインを買ってよいか分からない」「自分で選べる自信がない」という声が多い中、「メダルワイン」というのは、ひとつの購入のきっかけになります。

審査員全員が日本人女性という世界初の試みに、世界中から大きな注目が集まり、近年、日本ワインの品質は大きく向上するとともに、その人気も高まりを見せております。日本でもこのような新しい取り組みをさらに推進することで、ワイン業界の発展に繋がっていくのではないでしょうか?

ワインのプロフェッショナルの女性たちによる厳しい目線で選ばれた、粒ぞろいのワインを見かけたら、ぜひ手に取ってみて下さい。

受賞ワインはこちらから

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