ワインと料理のマリアージュの基本を知って、おうち飲みを成功させよう!

ワインと料理のマリアージュと聞くと少し難しく感じますが、基本さえ覚えておけば問題ありません。基本があっての応用になるので、まずは基本が大事です。

そもそもマリーアジュという言葉は「結婚」を意味し、ワインで使われる時は料理とワインの相性のことを差します。人間も結婚する時、相手との相性があるように食事とワインにも相性があるんです。今回は、そんなワインと料理のマリアージュ(相性)の基本をご紹介します。

ワインと料理の「濃さ」を合わせる


魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインとはよく言われますが、これは料理とワインの濃さを合わせるという、基本の原則を表現したものです。料理の濃さは、食材とどのような調理法かで決まりますが、野菜、魚は比較的軽い食材、お肉は重い食材です。

お肉の中でも豚や鶏のような白身のお肉は軽い食材にも入ります。それだけではなく、調理法も重要で、例えば一般的に生で食べるよりは火を通したほうが重い料理になります。

ソースも重要で、魚料理でも濃厚なソースを使用したものは赤ワインが合います。白身のお肉を使用していたら、白ワインも合うし、ソースが濃いものを使用していたら赤ワインでも充分対応できます。素材、味付け、色の濃さがどのくらいかに注目して同じようなワインを合わせてみましょう。

ワインと料理の格を合わせる


高級料理を食べるとき、ワインは高級なものを選びます。繊細な風味や複雑な風味を持つ高級な料理は、とても緻密なバランスを保っています。そこに寄り添えるワインは、繊細さ、濃厚さ、複雑さを兼ね備えたワインになるのでやはり少し高級なワインになってきます。

値段の差がありすぎると、どちらかが負けてしまいます。

郷土料理に同じ地方のワインを合わせる


定番の組み合わせの一つです。物流が今より発展していなかった時代は今よりもワインは地元での消費がもちろん多く、地元のもの同士の組み合わせでお互いが歩み寄っていったとも考えられます。

郷土料理と地方のワインの組み合わせとして有名なものの一例です。

ブイヤベースにプロヴァンス地方の白、ロゼ


ハーブやスパイスの香りがある軽い辛口白ワインやロゼとハーブをたっぷりと使用したブイヤベースは定番の組み合わせで家で再現するのにも身近な存在だと思います。

甲殻類の料理にブルゴーニュの高級な白ワイン


伊勢海老に代表される甲殻類は高級な素材で、手の込んだソースが使われることも多いので、スケールの大きい白ワイン、特に樽の香りがしっかりとついたブルゴーニュの高級なシャルドネが格の面でも味わいの面でも好相性だとされています。

鶏肉の赤ワイン煮込みとブルゴーニュの高級な赤ワイン


鶏肉の赤ワイン煮込みはブルゴーニュの有名な郷土料理で、高級なピノ・ノワールを合わせるのが定番です。

異色なもの同士をぶつける


自己主張の強い料理を、別の意味で自己主張の強いワインと組み合わせるとお互いの尖った部分がうまく噛み合わさって素晴らしい組み合わせとなることがあります。

例えば、フォワグラと甘口ワイン、辛い中華にやや甘口のワインなどがその例です。

テクスチャーで合わせる


かりっとした食感の揚げ物にはスパークリング、バターやクリームのとろりとしたコクがある食感にはコクのある白ワイン、というように食感で合わせていく方法もあります。

まとめ


基本は簡単で、共通点を探して似ているものを合わせるという感じです。また、定番の組み合わせも少し覚えておいて、家庭で取り入れる時は真似してみると簡単にマリアージュが完成します。

ワインを先に選んで合う料理を探すのも良いですし、料理から合うワインを探すのも良いと思うので、少しずつ取り入れてワインライフを楽しんでください。

ソムリエ。レストラン、ワインショップ、ワイン輸入会社の勤務を経て、現在はオンラインのワインサロンを主宰しながら、様々な場所でワイン会を開催。サロンをして開業できるように準備中。ワインの楽しさを沢山の方に伝えていきたいです。

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