シャンパンと同じ製法で造られた代表的なスパークリングワイン3選

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これから暑くなっていくので、贅沢にシャンパンでも楽しみたいものですが、シャンパンは他のスパークリングワインに比べて値段も高く、普段飲みには少々贅沢すぎる気がします。

しかし、シャンパン並みの実力を持つスパークリングワインであれば、週一度ペースで楽しむことができるかもしれません。発泡しているワインがすべて高級で高額なわけではなく、もっとお手頃価格で楽しめるスパークリングワインは数多くあります。 そこで注目したいのは、スパークリングワインで頂点に立つシャンパンの「造り方」。使うブドウの種類は違っても、シャンパンと同じく製法で造られたスパークリングワインであれば、シャンパンに引けを取りません。

今回は、スパークリングワイン選びで知っておきたいシャンパンの造り方と、シャンパンと同じ製法である「スパークリングワイン」を3種類ご紹介します。

「瓶内二次発酵」が決め手!シャンパンの造り方

ブドウを発酵させるとアルコールと二酸化炭素が発生し、ワインができ上がります。スティルワイン(発泡していないワイン)ならそこで完成ですが、シャンパンはそこからさらに丈夫なボトルに詰め、再び発酵させます。すると発生した二酸化炭素がボトル内でワインに溶け込み、ソーダ水のように発泡します。

これは「瓶内二次発酵」という、スパークリングワインの中では最も丁寧な造り方です。「トラディショナル方式」または「シャンパーニュ方式」とも呼ばれています。

シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方産のブドウのみを使用しているからこそ希少価値が高く、高額です。しかし、おいしいワインは世界中にあります。それらを同じく「瓶内二次発酵」で発泡させることで、シャンパン並の品質を誇るスパークリングワインを造ることができるのです。

スペインの「カバ」

カタルーニャの言葉で「洞窟」を意味する「カバ」は、スペイン産のスパークリングワインです。このカバはリーズナブルながらもスペインワイン法で「瓶内二次発酵」を義務づけられている本格派。淡いグリーンイエローに爽やかなレモンの香り、そしてピチピチとしたフレッシュな泡は、シャンパンと遜色ない華やかさがあります。

お店では、ラベルに小さく記載されている「CAVA」の文字を手がかりに探しましょう。スーパーでよく見かけるのは「フレシネ・コルドン・ネグロ」。真っ黒なボトルで見つけやすく、1000円台で購入できます。

イタリアの「フランチャコルタ」

イタリアのスパークリングワインといえば「プロセッコ」では?と思う方も、ぜひ「フランチャコルタ」に注目してみて下さい。実はイタリアからフランチャコルタを最も多く輸出している国は日本なのです。

フランチャコルタはイタリアワイン法で最も高く格付け(DOCGワイン)されており、瓶内二次発酵が義務づけられています。それゆえ値段は5,000円程度とちょっとお高めですが、この価格で最高品質なら、かなりの高コスパ。シャンパンは安くても5,000円台です。

シャンパン以外のフランス産スパークリング「クレマン」

フランス語でスパークリングワインは「ヴァン・ムスー」。その中でも炭酸のガス圧が低く、瓶内二次発酵で造られるものを「クレマン」と呼びます。 「クレマン・ド・ボルドー」、「クレマン・ド・ブルゴーニュ」、「クレマン・ド・ロワール」など、「クレマン・ド」のあとに地名がくる銘柄が選びやすいでしょう。ボルドーなど名だたる銘醸地のクレマンとは何とも贅沢な気がしますが、嬉しいことに2,000円台から手に入ります。

シャンパンが偉大すぎるゆえでしょうか。クレマンの知名度はそれほど高くありません。人気が出れば値段が釣り上がってしまうワイン。安価な今のうちに楽しんでおきたいですね。

まとめ

今回はヨーロッパのものばかり紹介しましたが、ニューワールド産(チリ、オーストラリア産など)も見逃せないので、ぜひ探してみて下さい。

これからスパークリングワインを飲む機会が増えると思うので、シャンパン並の実力をもつ本格派スパークリングを賢く選び、自分だけのプチ贅沢を楽しんで乗り切りましょう!

かつてはワイン関連の商社にて幅広い業務に携わり、世界のワイン、ワイングッズに触れる。週末は子育てに奮闘する中、晩酌にワインは欠かしません。

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