1,000円台の人気安旨ピノ・ノワール「ガイザー・ピーク ピノ・ノワール」


今回、ご紹介するワインは、カリフォルニア・ピノ・ノワール100%の激安旨ワイン「ガイザー・ピーク・カリフォルニア・ピノ・ノワール」です。

Geyser Peak California Pinot Noir 2014
生産国:アメリカ・カリフォルニア州
品種:ピノ・ノワール100%
熟 成:フレンチオーク、新樽比率25%
味わい:ミディアムボディ

赤を冷やすならピノ・ノワール


暑い季節は赤ワインもキリッと冷やして飲みたいものです。しかし、どんな赤ワインでも冷やしてしまうと美味しいわけではありません。ピノ・ノワールは渋みが穏やかなので、冷やしても美味しいブドウ品種の代表格です。しかし、ブルゴーニュのような複雑さのあるピノ・ノワールは、冷やしすぎるとブドウが持つ良さが半分も発揮されません。

ブルゴーニュ地方のピノ・ノワールはお値段も張るので、冷やして飲むことはお薦めできません。ピノ・ノワールを冷やして飲むのであれば、カジュアルでリーズナブルなカリフォルニアやチリのワインがいいでしょう。

歴史あるワイナリー


ガイザーピークは、1880年にカリフォルニアのワイン生産地区「ソノマ・カウンティ」の先駆的なワインメーカーとして知られるAugustus Quitzow氏によって創設されました。その歴史は大変古く、ワイナリーはアメリカ全体で29番目に認定されています。

当時、アレキサンダー・ヴァレーのワイナリー周辺は岩に囲まれ、ブドウ造りには不適とされていました。しかし彼は、この地から必ず素晴らしいワインが生まれると信じてブドウを造り続け、現在では「年間最優秀ワイナリー」をはじめ、数々の受賞歴を誇るワイナリーへと成長を遂げました。

また、現在はオーストラリア最大手のワイナリーのひとつ、ペンフォールズ社の参入もあって、ますますクオリティが上がっています。

味わいと合わせたいおつまみ


色は温かみのあるルビー色でピノ・ノワールにしては濃い色をしています。香りはニューワールド特有の土っぽさを感じます。また、少しオレンジのニュアンスなど温かい要素が多いのも特徴的です。

味わいは穏やかな酸にアルコールのボリュームと果実味が溢れていて、コクがありながら非常に飲みやすいワインです。これほどコスパに優れたカリフォルニア産のピノ・ノワールは、少なくとも1,000円台ではありません。

ニューワールドのリーズナブルなピノ・ノワールは、少し土っぽいニュアンスを感じるワインが多いので、合わせるおつまみを考える時は「ジャガイモ」がいいかもしれません。個人的には「チップスター うす塩味」がお薦めです。

ポテトチップスはパリパリしているのでワインとの質感は全く真逆ですが、風味に共通項があるので、相性の良い組み合わせです。料理と合わせる時は肉じゃががいいでしょう。こちらはジャガイモのねっとりした食感がワインとの質感にも共通して理想のマリアージュを楽しめます。

夏におすすめの「ガイザー・ピーク・カリフォルニア・ピノ・ノワール」は、冷蔵庫でキッチリ冷やして楽しんでください。


Bistro Ku Hanare Facebook
渋谷にある隠れ家ビストロ「Bistro Ku hanare」でソムリエをやっています。趣味も仕事もワイン、という幸せ者です。

おすすめの記事

もうワイン選びで失敗しない!良いワインショップ選びのポイントとは?

家でワインを楽しむワイン好きな皆さんは、いつもどこで購入していますか?ワインは重いのでネット通販を利用される方も多いでしょう。しかし、ワイン初心者にとってネット上でワインを選ぶのはなかなかハードルが高いかもしれません。そもそも、実店舗でも通販サイトでも、どのショップで買い物をしたらよいのかということから悩んでしまいます。 そこで今日は、ワイン選びで失敗しないためにも、良いワインショップを見分けるポイントをお伝えしたいと思います。

イタリアワインの格付け「DOCGとDOC」の違いとは?

イタリアワインのラベルやキャップシールに「DOCG」「DOC」という文言を見たことがありますか?この言葉はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回はイタリアワインの格付け「DOCG」、「DOC」についてご紹介いたします。 ヨーロッパのワインには品質分類がある イタリアを含む、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国にはワインを品質で分類したヒエラルキーがあり、どの国も大枠は同じようなものになっています。 簡単にいうと、上の分類になればなるほど、厳しい法律が定められていて格が高くなる、またその見返りとして土地の名前を名乗ることが認められているというものです。フランスの最上級の等級はAOC(Appellation d'Origine Contrôlée)と呼ばれており、それと同じ位置づけにあるイタリアの等級がDOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)なのです。

ワイングラスでの乾杯で、音を立てるのはマナー違反?

ビールジョッキでは豪勢を音を立てても良いけれど、ワイングラスで乾杯するときは決してグラス同士をぶつけてはいけない──日本では、それがマナーとして認識されています。 しかしながら、創業250年の歴史を誇る老舗ワインブランド・リーデルは、2011年に「乾杯でグラスをぶつけるのはルール違反ではない」と正式に表明しています。 ただし、繊細な縁同士をぶつけては割れてしまう可能性があるため、正式な乾杯方法は傾けたワイングラスの腹同士をぶつけるのだそうです。 リーデル家10代目当主であるマキシミリアン・リーデル氏も「ワインは色や香り、味わいだけでなく、音も含めて五感で楽しんでくださいね」(参考ページより引用)と発言しており、正しい乾杯方法や奏でられる音色も動画にて確認することができますよ。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.