発売後即完売!世界も認めた日本ワイン「マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 2014紅-Ruby-」

はじめに


英国で開催される世界最大級のワインコンクール「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」にて、日本で交配された赤品種「マスカット・ベーリーA」のワインが初めて銀賞を受賞しました。

受賞ワインを手掛けたのは山梨県甲府市にある老舗ワイナリー「サドヤ」です。今回は、世界も認めたマスカット・ベーリーAのワイン「マスカット・ベーリーA樽貯蔵2014 紅-Ruby- 」をご紹介します。

サドヤとは


サドヤは1917年(大正6年)に、サドヤ洋酒店を営んでいた6代目今井精三氏が、ワイン醸造販売を手掛けるべく創業しました。ワイン大国フランスのワイン文化を学び、昭和を迎えた日本の食文化も将来は欧米化していくだろうという見込みをもって、ブドウ栽培を開始しました。

1936年にフランスよりワイン醸造用品種の苗木を導入、それから3年後に導入した葡萄によるワイン醸造に成功しました。当時、日本ではワイン=甘口が主流でしたが、本格的な辛口ワインの製造を行い、日本にワイン文化を広げていきました。

これだけの歴史あるワイナリーですが、実はマスカット・ベーリーAを100%使用したワインを商品化したのは今回が初めてだそうです

マスカット・ベーリーA樽貯蔵 2014 紅 - Ruby -


生産地:日本、山梨県
生産者:サドヤ
タイプ:赤ワイン(辛口)
品種:マスカット・ベーリーA 100%

マスカット・ベーリーAは山梨県韮崎市穂坂地区で栽培され、通常よりも10日ほど遅く収穫し、糖度を高めたものが使用されています。収穫されたブドウは丁寧に醸造され、オークの木樽で約8ヶ月貯蔵、育成して造られています。また、マスカット・ベーリーAの課題である凝縮感を出すために、セニエ法で仕込まれています。

外観は引き込まれるような澄んだルビー色をしています。香りはベリー系のとても上品な果実の香りが立ちます。口に含んだ瞬間感じたのは「雑味がない」ということ。また、酸味とタンニンのバランスが取れているので、引っかかりがなく「スルリ」と喉を落ちていきました。

これまで飲んだことのあるマスカット・ベーリーAのワインとは明らかに違いを感じました。

「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」とは?


今回、紹介した「マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 2014紅-Ruby- 」が、銀賞を受賞した「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」とはどのようなコンクールでしょうか?

世界中のワイン業界が注目するワインコンクールが「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」、次いで影響力あるコンクールが「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」と言われています。



毎年5月に、イギリスのワイン雑誌「デキャンター」によってロンドンで開催される国際ワインコンクールです。エントリー数は15,000本を超え、金賞(ゴールド)・銀賞(シルバー)・銅賞(ブロンズ)を決定します。金賞の中から地域ごとのリージョナル・トロフィー、更にその中でも優れたワインにはインターナショナル・トロフィーが授与されます。

ここ数年で日本ワインも「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)」にて受賞するようになり、世界の市場で高い評価を得ているのは、造り手のたゆまぬ努力の賜物でしょうね。

まとめ


「マスカット・ベーリーA 樽貯蔵 2014紅-Ruby- 」は7月1日に発売され、わずか3分で完売となってしまった幻の逸品。また、ファーストヴィンテージでの銀賞受賞ということで、来年以降、さらにトライして、金賞、プラチナと目指してほしいですね。

この1本が大きな期待が大きな転機となる記念すべき1本になるよう、これからも「サドヤ」の造るワインに注目したいと思います。

サドヤ

かつてはワイン関連の商社にて幅広い業務に携わり、世界のワイン、ワイングッズに触れる。週末は子育てに奮闘する中、晩酌にワインは欠かしません。

おすすめの記事

もうワイン選びで失敗しない!良いワインショップ選びのポイントとは?

家でワインを楽しむワイン好きな皆さんは、いつもどこで購入していますか?ワインは重いのでネット通販を利用される方も多いでしょう。しかし、ワイン初心者にとってネット上でワインを選ぶのはなかなかハードルが高いかもしれません。そもそも、実店舗でも通販サイトでも、どのショップで買い物をしたらよいのかということから悩んでしまいます。 そこで今日は、ワイン選びで失敗しないためにも、良いワインショップを見分けるポイントをお伝えしたいと思います。

イタリアワインの格付け「DOCGとDOC」の違いとは?

イタリアワインのラベルやキャップシールに「DOCG」「DOC」という文言を見たことがありますか?この言葉はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回はイタリアワインの格付け「DOCG」、「DOC」についてご紹介いたします。 ヨーロッパのワインには品質分類がある イタリアを含む、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国にはワインを品質で分類したヒエラルキーがあり、どの国も大枠は同じようなものになっています。 簡単にいうと、上の分類になればなるほど、厳しい法律が定められていて格が高くなる、またその見返りとして土地の名前を名乗ることが認められているというものです。フランスの最上級の等級はAOC(Appellation d'Origine Contrôlée)と呼ばれており、それと同じ位置づけにあるイタリアの等級がDOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)なのです。

ワイングラスでの乾杯で、音を立てるのはマナー違反?

ビールジョッキでは豪勢を音を立てても良いけれど、ワイングラスで乾杯するときは決してグラス同士をぶつけてはいけない──日本では、それがマナーとして認識されています。 しかしながら、創業250年の歴史を誇る老舗ワインブランド・リーデルは、2011年に「乾杯でグラスをぶつけるのはルール違反ではない」と正式に表明しています。 ただし、繊細な縁同士をぶつけては割れてしまう可能性があるため、正式な乾杯方法は傾けたワイングラスの腹同士をぶつけるのだそうです。 リーデル家10代目当主であるマキシミリアン・リーデル氏も「ワインは色や香り、味わいだけでなく、音も含めて五感で楽しんでくださいね」(参考ページより引用)と発言しており、正しい乾杯方法や奏でられる音色も動画にて確認することができますよ。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.