世界中で愛されている!抜群の安定感を誇るシャンパン「テタンジェ」の魅力とは?

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今回ご紹介するシャンパンはテタンジェです。1734年創業のフルノー社を起源としていますが、テタンジェの名前で販売を始めたのは1930年からと比較的若いメゾンです。

しかし、生産量約500万本の2/3が輸出されている、世界で有名なシャンパンです。所有している畑も280ヘクタールと大変広く、その畑から収穫できるブドウで、生産量の半分を賄っています。この割合はシャンパーニュ・メゾンでは非常に高い数字です。

コント・ド・シャンパーニュ


テタンジェはシャルドネの使用比率の高さがスタイルです。通常のブリュット・レゼルヴのブレンドにもシャルドネが4割と、他社より高めの比率でシャルドネを使用しています。しかし、テタンジェのシャルドネの真髄はプレステージ・クラスの「コント・ド・シャンパーニュ」にあると言えるでしょう。

独特な形のボトルに入ったこのシャンパンは、ファースト・ヴィンテージは1952年と、一般市場に向けた世界初のブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%で造ったシャンパーニュ)です。使用されているブドウも素晴らしく、シュイイ、クラマン、アヴィーズ、オジェ、メニル・シュール・オジェと、コート・デ・ブラン地区の特級格付けの村で取れたシャルドネのみを使用しています。

ドン・ペリニヨンに匹敵する確実性


出典:http://www.wineanorak.com/

香ばしいトースト香に厚みのあるリッチなコク。私の知る限りこのシャンパーニュを飲んで「嫌い」と言う人を聞いた記憶がありません。

プレステージ・クラスのシャンパーニュは、どのメゾンでも長期熟成を施してから市場に出していますが、それでも若々しく感じることがあります。しかし、コント・ド・シャンパーニュには「円熟感」があり、期待を裏切られたことがありません。この安定した高品質はドン・ペリニヨンと双璧を成すものだと思っています。

ただし、コント・ド・シャンパーニュにも難点が1つだけあります。それは、セラーに収まりづらいところでしょうか…。

まとめ


テタンジェは他のラインナップも個性的で、特級格付の村で獲れたシャルドネとピノ・ノワールのみを使用した「プレリュード」、やや甘口の「ノクターン」などバラエティに富んでいます。

ランスにある本社は見学も積極的に受け入れており、専用のガイドの方もいます。年間6万人以上の人達が訪れる非常に外交的なメゾンです。ご興味あればぜひ訪問してみてはいかがでしょうか?


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渋谷にある隠れ家ビストロ「Bistro Ku hanare」でソムリエをやっています。趣味も仕事もワイン、という幸せ者です。

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