ワインのプロである女性たちが選ぶ「サクラアワード2017」の受賞式をレポート

 

2017年3月7日に「FOODEX JAPAN 2017」(幕張メッセ)にて、”SAKURA” Japan Woman’s Wine Awards 「サクラアワード」2017の表彰式が行われました。

”SAKURA” Japan Woman’s Wine Awards 「サクラアワード」とは、ワインライターとして活躍する田辺由美さんが審査責任者を務め、女性ワインプロフェッショナルの審査員406名による国際的なワインの審査会です。

ワイン業界をリードするの女性審査員たちブラインドテイスティングで厳正な審査が行われます。年々盛り上がりを増している「サクラアワード」ですが、今年のワインのエントリー数は前年比で20%も増え、37ヶ国4,212アイテムのワインが集まりました。

2017年の受賞結果は237アイテムが「ダブルゴールド」、736アイテムが「シルバー」で、エントリー全体の44%が受賞の栄誉に輝きました。「ダブルゴールド」の中から44アイテムが「ダイヤモンドトロフィー」を受賞。

 

受賞式は田辺由美さんのスピーチでスタートします。

「ダイヤモンド トロフィー」受賞者に贈られるトロフィーは、ワインの産地でもある長野県塩尻市の「木曽漆器」です。1998年長野冬季オリンピックメダルもこの「木曽漆器」で作られていました。桜の花びらは一枚一枚手書きで書かれ、日本らしさを感じる「雅」なデザインです。

それでは2017年のダイヤモンドトロフィーの受賞式の一部をご紹介ます。

 

まずは、エノテカさんが取り扱う「ジェルノ・ランジュ2012」はアルゼンチン・メンドーサのワインです。生産者である「ボデガ ノートン」は一流クリスタルメーカーとして有名なスワロフスキー社が所有する、アルゼンチンを代表するワイナリーで、日本への輸入量がNo.1のブランドとしても有名です。

 

 

 ヴィノスやまざきさんが取り扱う「スリー・リングス・シラーズ 2014」はオーストラリア・バロッサ・ヴァレーのワインです。ワイナリー名であるスリー・リングスとは、「オーナーと生産者、お客様という3つのリングが連なることで初めて一つの喜びが完成する」という想いが詰まっているそうです。

 

 
こちらは、トゥエンティーワンコミュニティさんが取り扱う「ピルカ・カルメネール 2014」はチリ・マイポヴァレーのワイン。あのシャトー・ムートン・ロートシルトやオーパスワンなどを手掛けた、凄腕の醸造家パスカル・マーティ氏が手掛けていることでも有名です。
 
 
ヴィノスやまざきさんが取り扱う「シャトー・オー・ヌシェ ルージュ2010」はフランス・ボルドー地方のワインです。国際コンクールでも数々の賞を受賞してきた実力蔵「シャトー・オー・ヌシェ」は、19世紀末にヴェイシエール家が創設した蔵元です。
 
 
こちらは日智トレーディングさんの「ミッシェル・ゴネ ロゼ ブリュット」です。ミッシェル ゴネは1802年創業。レコルタンマニュピュランのシャンパーニュメゾンです。ゴネの畑は特級に格付けされ、シャンパーニュの中でも高い位置に属し、繊細かつ上品なワインを造っています。
 
 
アサヒビールさんが取り扱う「ランソン・エクストラ・エイジ・ブラン・ド・ブラン」。ランソンは100年以上前から英国王室御用達になっており、他国の王室にも献上されている歴史あるシャンパンメゾンです。
 
 
 
三国ワインさんは「シャトー モンテュス ルージュ 2011」が受賞。フランス・南西地方()生産者であるアラン・ブリュモン氏はマディランワインの復活に尽力した人物です。ボルドーの影に隠れて、その実力が評価されていませんでしたが、見事にマディランを世界に知らしめたワインがこの「シャトー モンテュス」です。
 
 
 
国分グループさんからは、南アフリカ最大の生産量・輸出量を誇るKWVが手掛ける「カセドラル・セラー ブリュット」が受賞。瓶内二次発酵に24ヶ月間かけた、南アフリカの本格スパークリング・ワインです。南アフリカ最大のコンクールでも金賞を受賞するなど、南アフリカ国内での評価も非常に高いワインです。
 
 
全てを紹介する事は出来ませんが、表彰式では受賞者が登壇し、田辺さんから受賞プレートなどが手渡される形で進められていきました。
 
 
 
全てを紹介する事は出来ませんが、表彰式では受賞者が登壇し、田辺さんから受賞プレートなどが手渡される形で進められていきました。
 
 
今年の受賞はスペインの「セラー ロナデレス ヴィン イ レジェンデス」を生産しているエバ・プリムさんです。37年前にバルセロナに生まれ、19年以上をプリオラートで過ごしたエバプリムさん。プリオラートの独特のテロワールを知り、魅了されたのはまだ18歳の時だったそうです。
 
化学の勉強をしながら、プリオラート地方の幾つかのワイナリーで働き、2008年からセラー ロナデレスで始めました。その土地を表現できるワインを念入りに調べ、先祖の残した知識を活用し化学と歴史を融合したワインを造り出しました。それがこの「セラー ロナデレス ヴィン イ レジェンデス」です。
 
 
 

2017年、サクラアワード受賞ワインは総計1,872アイテムが受賞しました。今回受賞したワインは市場を牽引し、ワイン業界を活性化させる事でしょう。

日本では男性よりも女性の方がワインを楽しんでいるように思います。ワインのプロである女性が選んだワインは、ワイン愛好家の満足と信頼に繋がると信じ、日本のワイン市場の更なる発展へと繋がっていくのではないでしょうか。

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