空気を吸い出して保存するワインセーバーの原理

先週に引き続き、ワインの保存についてお話しを....さて、ボトル内の空気をポンプで吸い出し真空にする事で、開けたての新鮮な風味を長持ち(酸化防止)させる、人気アイテムのひとつと言えば「ワインセーバー」ですね。

ある本によりますと、昔の人は「抜いたコルクにマッチを差込み、火をつけてから栓をする事で、ビン内の酸素を燃やしてワインの酸化を防ぎ、ワイン長持ちさせていた」と書かれていました。

早速、この方法を試したみたんですが、ボトルの中で火が消えた後、煙のみが飲み残しワインの表面に降りて「煙のフタ」を作ったんです。この状態でコルクをして、数日置いた後に、コルクを引き上げるようとした際、かなり抵抗があったので、酸化防止になっていたんでしょうね。

コルクを抜いた時に煙の強い香りがして、ワインに臭いが移ってしまうのでは?と心配をしたんですが、グラスに注げば全然気になりませんでした。勇気ある方は試してみて下さいね。※なおこの件に関してワインに問題が起こっても、責任は一切負いかねますので予めご了承下さい。

ボトル内の空気を吸い出し、真空状態にするワインセーバーで最も重要となる部分がストッパー栓なんです。せっかく空気を吸い出して真空状態にしても、ストッパーから空気が入り込んでワインが酸化していては意味がありません。

ほとんどのワインセーバーは、ストッパー栓を保存したいワインに差し込み(中には栓とポンプが一体になった製品もあります)、ポンプで空気を吸い出す機能となっていますが、真空側にストッパーが引き寄せられいるので、再び開封する際には非常に栓が抜きにくい欠点を持っています。

そこで各社、「空気を抜きやすく」「開封しやすい」方法を研究しているのですが、単純にゴムに切れ目を入れただけのタイプや、ゴムの弁が付いているタイプでは長期使用しているうちにゴムが劣化してしまい、空気が流れ込んでせっかくのワインが酸化していた...という事もあるようです。

そこで改良されたストッパーとして、中心部にプラステック製の空気弁を設け、ゴムの劣化による空気漏れを防ぐようにしました。中心のプラスチック弁は、真空側に引っぱられる原理をうまく利用した形状となっており、空気を吸い出す時は浮き上がり、真空状態ではしっかりと栓をする構造となっています。

また再び開封する際は、プラスチック弁を横に倒すことで「シュッ」と音がして空気が入り込み、簡単に抜けるようになるのです。

手動式のワイン保存器は多種多様ありますが、基本どれもこの原理で作られているので、手動式のワイン保存器は自分の好きなタイプ(デザイン)のものを使用する事をお薦めしています。

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