世界一のロゼワイン造りを目指している生産者のロゼワイン「ウィスパリング・エンジェル」の魅力!

今日ご紹介するのは「世界一のロゼワイン」造りを目指している生産者のロゼワインです。

 ボルドー出身のサシャ・リシーヌ氏は、ボルドーワインを世界中に広めた「ワインの王」と言われる故アレクシス・リシーヌ氏の息子です。
サシャ・リシーヌ氏は、シャトー・ムートン・ロートシルトの醸造責任者を20年以上務めたパトリック・レオン氏と組んで、故郷のボルドーではなくプロヴァンスの地で世界最高のロゼワインを造るべく、「シャトー・デスクラン」を立ち上げました。 

そこの最高級レンジのワイン「キュヴェ・ガリュ」はなんと\18,000の価格があり、スティル・ワイン(発泡していないワイン)では世界最高クラスのロゼワインです。 

そこまで行くと中々手を出すのが躊躇われますが、カジュアルライン「カーヴ・デスクラン」の「ウィスパリング・エンジェル」なら比較的気軽にシャトーの哲学を感じることが出来ます。

ウィスパリング・エンジェルの特徴

自社ブドウ100%ではなく買い付けたブドウがメインですが、信頼出来る農家から買ったブドウを丁寧に選果、そして極めて優しくワイン造りが行われます。 

色合いはとても淡いピンク色。人によっては「これ本当にロゼワイン?白じゃないの?」なんて聞かれたりもします。ブドウはグルナッシュ、サンソー、ロール。黒ブドウと白ブドウを一緒に潰して漬け込む(マセラシオン)時間を、短時間で終えるので、このような淡い色合いになります。

香りはまず濡れた石の香り。雨が降った直後に漂うあの香りです。そしてサクランボやイチゴなどの赤い果実、少しキャンディのような甘い香りも感じられます。

味わいは程よい酸味のスッキリした飲み口で、際限なく飲めそうな心地よいもの。少し温度が上がるとチャーミングでふくよかな果実も顔を出して来ます。このワインは、始めはキッチリ冷やしてから飲み始めることをオススメします。

美味しく味わうポイント

こちらのワインは単独で飲むよりも、料理と合わせたほうが本領を発揮します。冷やして美味しいワインなので、合わせる料理も冷たいものがオススメです。大抵のものになんなく寄り添ってくれます。

筆者が合わせたのはレンズ豆のサラダ、ナスのマリネ、サーモンのエスカベッシュ。
全てたっぷりホワイトバルサミコを使った料理です。そう、ワインビネガーを使った料理との相性が大変よろしいのです。

そしてサーモン!香りの最初に感じる、濡れた石のニュアンスはサーモンの持つ香りと相通じます。サーモンではなくとも、カルパッチョのような生魚に、オリーブオイルとゲランドなどの塩を使ってセミドライトマトを添えれば、とてもおいしくいただけるでしょう。魚をよく食べるプロヴァンスのワインならでは、なのでしょうかね。
手軽に出来る料理でいろいろな組み合わせのマリアージュが楽しめるワインです。

そして裏ラベルにはこんな一文が載っています。

In the Esclans valley angels whisper,
If you drink this wine,  You might hear them…
If visit us you might see them…“

゛エスクランの谷では天使が囁く。
このワインを飲めば、あなたにも天使の囁きが聴こえてくるかも… 
そしてここに来れば、あなたもその姿が見られるかもしれない…”

とてもロマンティックな一文ですね。
プロヴァンスの風景を想像し、天使の囁きを聴きながら乾杯です!

Bistro Ku Hanare Facebook
渋谷にある隠れ家ビストロ「Bistro Ku hanare」でソムリエをやっています。趣味も仕事もワイン、という幸せ者です。

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