麦のワインって!? ワインのように味わえる、世界のビール3選

世界には“バーレーワインと呼ばれるビール”があるのをご存知ですか? その名の通り、バーレー(barley/大麦)で造られたビールのことです。

今回は、家ワインの番外編として、ワイン好きのみなさんにもぜひオススメしたい、ビールをご紹介します。ワイン同様、バーレーワインはワイングラスで飲むことで、その味わいや香りが引き立ちます。ご自宅で、ホームパーティの手土産に、ぜひお試しください♪

バーレーワインってどんなビール?

日本のビールと言えば、淡い黄色でさっぱりとした味わいが特徴のピルスナーと呼ばれるスタイル(種類)が主流ですが、実はビールは100種類以上のスタイルが存在するとも言われています。バーレーワインは、そんな多種多様なビールの1種です。

イギリス発祥のビールと言われており、寒冷でブドウが栽培できない環境下でワインに近い味わいのお酒として造られ、ワインへの敬意を込めて「バーレーワイン」と名付けられました。その最大の特徴は、高いアルコール度数。8〜14%とワインと同程度ほどで、ビールの中ではハイアルコールの部類に入ります。

最近では、日本のさまざまなブルワリー(ビール醸造所)でもバーレーワインが作られるようになっており、ますます注目され、親しまれるようになっています。

国内外から厳選!ワインのように味わえるビール3選

お酒好きの人だけでなく、ワイン好きの人にも味わってみてほしい、国内外のバーレーワインやビールをご紹介します。ご自宅でじっくり味わうも良し、ワイン好きの友人とのホームパーティなどに手土産で持って行っても、会話が盛り上がると思いますよ♪

【日本】サンクトガーレン/エル・ディアブロ

神奈川県の厚木市を拠点にビールを造るサンクトガーレンは、かつて日本各地で地ビールブームが起きる前からビールを造り続けてきた醸造所です。

ワインのように、豊かな香りと味わいが楽しめるエールビールの製法にこだわり、冷えている状態だけでなく、温度がぬるくなったときも味の変化が楽しめるビール造りが行われています。

今回おすすめする「エル・ディアブロ(悪魔の意)」は、その名の通り、魔性を秘めた官能的な口当たりであることに由来しています。濃い褐色に、蜜のようなとろりとした粘度、ホップ由来のハーブのような香り、熟した果実のような濃厚な味わいが特徴です。

シャンパンと同様の瓶内2次発酵製法が採用されており、5年以内の熟成を楽しむことも可能です。1本は温度の変化、もう1本は熟成させて味の変化を楽しむのもオススメです。

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【ドイツ】シュナイダー・ヴァイス アヴェンティヌス

ビールと言えば、ドイツを浮かべる人は多いでしょう。ドイツビールは、1516年に制定された世界初の食品に関連する法律「ビール純粋令」を元に、500年以上も歴史と伝統を受け継いで造られてきました。

今回おすすめする「アヴェンティヌス」は、1827年創業の醸造所G. Schneider & Sohn GmbHで造られています。見た目は、濃い褐色で、レーズンのような香り、バナナのようなまろやかな甘みを感じます。

色は濃いのですが、実は、小麦を使用した白ビール。正確には、バーレーワインと異なるドッペルボックというスタイルで造られています。どちらのスタイルも、アルコール度数が高く、飲み応えのある味わいという共通点があります。200年にも及ぶ歴史ある製法で、先祖代々造られてきたアヴェンティヌスは、瓶が空いたときに思わず寂しくなってしまう、深みのある味わいです。

公式サイト

【デンマーク】ミッケラー × スリー・フロイド リスグープ

創設わずか10年にも関わらず、世界中に20軒のレストランやバーを展開し、NomaやAlineaなど一流レストランのハウスビールを醸造するなど、世界のトップブルワリーとして世界中から注目を集めるミッケラー。

創業者のミッケルは元々、数学と物理学の教師をしながら、自宅のキッチンでビール醸造の実験をしていたという異色の経歴の持ち主です。彼の考案する繊細で革新的なビールは、世界中の醸造所やビール愛好家だけでなく、美食家をも虜にしています。

今回おすすめする「リスグープ」は、アメリカのスリーフロイドという醸造所とのコラボレーション・ビールです。見た目は、淡い琥珀色、粘度はあまりなく、さらっとした飲み心地です。ホップ由来のフルーティーで華やかな香り、バランスの良い苦み、ハイアルコールを思わせない後味が特徴です。ビールならではの原材料であるホップの華やかさを感じられる1本です。

公式サイト

おわりに

バーレーワインなどワインを思わせる味わいのビールは、普段からワインやビールと幅広くお酒を飲む人だけでなく、ワインしか飲まないような人にも、ぜひチャレンジしてほしい飲み物です。

夏の暑い日にグビグビと飲まれるような、喉ごしの良いビールとは異なる、新たな一面に出会えるはず。いつものワイングラスにバーレーワインを注ぎ、いつもとは違ったワインライフを味わってみてはいかがでしょうか。

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