巨峰100%にこだわり日本独特の葡萄酒づくりを行う「巨峰ワイナリー」

今回は九州北部、福岡県久留米市の田主丸町にあり、長い歴史をもつ「KYOHO WINERY(巨峰ワイナリー)」と、同ワイナリーでこだわり抜いて造られる、ワインをご紹介します。

KYOHO WINERY(巨峰ワイナリー)について

巨峰ワイナリーは1972年、福岡県久留米市の田主丸町に創業したワイナリーです。元々は江戸時代1699年に日本酒造りを手掛けていた「若竹屋酒造」が前身で、当時の当主林田博行氏が、第2次世界対戦後に地元で栽培が広まり、始めた巨峰の消費拡大を目指したのがきっかけでした。

この一帯は筑後地方と呼ばれ、辺りには大分県境まで連なる耳納連山があり、その麓から中腹にかけて、ブドウ畑が広がっています。そんな田主丸町は、日本における巨峰栽培開植の地、観光巨峰園発祥の地でもあり、今では全国有数の巨峰の産地となりました。

巨峰ワインの特徴

巨峰ワイナリーは、巨峰葡萄100%醸造にこだわり、日本独特の葡萄酒造りを行っています。長年の研究の末、巨峰ワイナリーで完成したワインには「ドライルージュスウィート」と3種類あります。

巨峰葡萄酒ドライ

スッキリとした酸味と穏やかな辛さのある口当たりで、余韻に巨峰らしい甘やかな風味が広がります。優しい味わいなので、刺身や野菜の煮物などの和食にもよく合います。

巨峰葡萄酒ルージュ

熟した巨峰を使用するため、ドライよりも一層巨峰らしさが感じられます。タンニン(渋み)も穏やかな辛口タイプなので、パスタや鶏肉などのトマトソースの料理とよく合います。

巨峰葡萄酒スウィート

ほのかな甘口タイプなので、巨峰の特徴であるジュージーなブドウの味わいが楽しめます。甘やかな口当たりがあるため、香辛料などの効いたスパイシーな料理によく合います。

その他、その年の一番最初に収穫された巨峰で造られる「ワインの赤ちゃん」やコンクールで賞を受賞する、フルーツワイン「ブルーベリーワイン」や「あまおう(苺)ワイン」なども人気です。

・巨峰ワインの買える「よかもん市場」のサイトはこちら
https://www.yokamon.jp/shop/Y160/

ワイナリーで楽しむ

巨峰ワイナリーでは、ワイン醸造見学やショップでのお買い物のほか、地元の食材と加熱処理をしていない「生ワイン」が楽しめるレストランや、手ぶらでも楽しめるBBQ施設なども併設されています。

レストランは和のテイストと、開放感のある高い天井が落ち着く雰囲気で、筑後平野を一望できる事も、訪れるお客さんに好評です。

・森のレストラン「ホイリゲ」はこちら
http://www.kyoho-winery.com/restaurant_shop/


・BBQ利用の詳細はこちら
http://www.kyoho-winery.com/restaurant_shop/bbq_annai.html

まとめ

巨峰ワイナリーでは、海外原産のブドウ品種とは一味違う、優しい味わいのワインや、落ち着いた空間のレストランで食事も楽しめます。

また、先日この地域一帯で大雨による被害もありましたが、ブドウ畑とワイナリーには大きな被害はなかったようです。ぜひ、九州北部ご旅行の際は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

巨峰ワイナリー

住所:福岡県久留米市田主丸町益生田246-1

TEL:0943(72)2382

FAX0943(72)2483

見学:無料

HP:http://www.kyoho-winery.com/

JSA認定シニアソムリエ/ワインコーディネーター/ワインセラー
都内フレンチレストランでワイン業務に従事した後に九州へ帰郷。2005年にJSA認定シニアソムリエの資格取得。現在は九州の酒販店のワインセールス業務の傍ら、「フリースタイルワイン&フード」を主宰。主に九州一円でのワインイベントや九州ワイナリーツアーを企画・開催。また、料飲店様向けのワインコンサルとしても活動中。個人的には五島ワイン(長崎)の応援団も勤める。趣味は料理。

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