日本酒よりワイン!?お刺身と相性が良いアルザス地方の白ワインとは?

今回、ご紹介するのはお刺身にピッタリなアルザス地方で造られた白ワインです。

Pierre Frick / Pinot Blanc(ピエール フリック / ピノ・ブラン)

生産地:フランス・アルザス地方

タイプ:白ワイン

品種:ピノ・ブラン

生産者のピエール・フリックは、1970年にビオロジック栽培、1981年にはビオディナミ栽培を始めているアルザスの有機農法のパイオニア。

ピュアな旨味と綺麗な果実味に溢れるそのワインは広く人気があります。また、2002年よりコルクの使用をやめ王冠を使うなど、ワイン造り以外でも先駆者的な存在です。

テイスティングコメント

色合いは淡めですが、褐色がかったゴールド。濁っているわけではなく、ビオワインによく見られる「無清澄・無濾過」という造りからきているものです。香りはスイカやレモンの皮、べっこう飴、そしてポン酢のようなアロマを感じます。不思議な香りと思われるかも知れませんが、不快な要素は全くありません。

味わいはフレッシュで僅かに微発泡を感じられます。そしてシナモン、金柑などほんのりとした甘味と苦味がありながら、非常に旨味に溢れています。

合わせる料理

とても飲みやすいワインですが、さまざまな料理と寄り添うので、ペアリングに非常に長けています。特にお刺身との相性は秀逸で、お寿司の相性も抜群です。

お寿司や刺身は、日本にいればどこでも食べられるものです。しかし、ワインをメインに提供するお店では、カルパッチョなどを出しているところでも、生魚に合うワインをちゃんと提供するお店があまりにも少ないのは驚きです。

お刺身と合わせる場合、できれば赤身の魚より白身や光り物のほうが良いでしょう。醤油を付けるなら少なめにして下さい。そしてワサビはしっかり付けて。もちろん塩、レモン、オリーブオイルでも構いません。

お刺身を食べた後にこのワインを一口飲むと、日本酒とは一味も二味も違うマリアージュを体験することができます。

まとめ

日本酒を合わせれば良いかもしれませんが、いまや日本はさまざまなワインを輸入している国なので、日本酒だけをお刺身に合わせるのはもったいないですね。

内陸に位置し、海から遠く離れたアルザスのワインがこんなに海の物に合うというのも不思議な感じですが、この組み合わせは本当に美味しいですよ。

山のワインと海の幸の組み合わせ、皆様もぜひお試しあれ。

ピエール・フリック
ピエール・フリック / ピノ・ブラン [2015]
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渋谷にある隠れ家ビストロ「Bistro Ku hanare」でソムリエをやっています。趣味も仕事もワイン、という幸せ者です。

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