知っている!?海外旅行で困らないためのワインの注文方法

海外に行って困るのが、レストランでのワインのオーダーの仕方です。「赤ワイン下さい」なんて言うと、少し面倒くさそうに「どの赤ワインのこと言ってるの?」と聞き返されてしまうでしょう。

では、どうするとスムーズにオーダーが出来るのでしょうか?今回は、海外旅行で困らないための「ワインに関する豆知識」をご紹介します。

ブドウ品種は世界共通語?!

世界には様々なブドウ品種があります。例えば、白ワインの王道シャルドネ。これは、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、全ての言語でシャルドネと呼ばれています。一部の地域では、「ムロン・ダルボア」や「ボーノア」と別名(シノムニ)で呼ばれていますが、基本的にシャルドネで通用します。

その他の、ブドウ品種も同じです。ブドウの品種名は、世界共通語なので、その国の言語を知らなくとも、どこの国に行っても自分の飲みたいブドウ品種は相手に伝えることが出来るということです。

海外でワインを飲む人たちは、それぞれのブドウ品種の味の特徴をある程度理解しています。従って、オーダーする時は「シャルドネを下さい」「ピノ・ノワールを下さい」「グルナッシュのロゼを下さい」と、とても主張がはっきりしています。

ワインリストに載っているブドウ品種が良く分からない時は、品種を伝えなくとも、「今日は、すごく暑い日だからよく冷えてリフレッシュ出来る白ワインが飲みたい!ブドウ品種はあなたにお任せするわ!」なんてオーダーの仕方もあり得ます。とにかく、これでもか!というくらい自己主張がしっかりしている事が大切です。

「なんでも良い」なんて言うと、「あなたが何を飲みたいかなんて分からないわ」と面倒くさがられてしまうのがオチです。海外旅行した時は、思い切ってワガママに!「私はこれが飲みたいのよ〜!」と自分の主張をぶつけてみると、とっても気持ちよく対応してもらえるはずです!

ブドウ品種にニックネーム?!

オーストラリアで驚いたのは、パブやワインバーに行くと、「SSBプリーズ!」「GSMプリーズ!」とメニューを見ることなくオーダーをしています。

聞いてみると、SSBの正体は、白ワインのブレンドワイン「セミヨン(Semillon)&ソーヴィニョンブラン(Sauvignon Blanc)」の略だったのです。

そして、GSMの正体は、赤ワインのブレンドワイン「グルナッシュ(Grenache)&シラーズ(Shiraz)&マタロ(Mataro)」のことでした。

SSBという頭文字を捩って「今日は、スキニー(Skiny)セクシー(Sexy)ベイブ(Babe)が飲みたい気分だな」なんて冗談交えにお酒の席を楽しむオージーの間では、人気のブレンドワインには、このように略語やニックネームが作られています。

気になるお味は、SSBは、とてもバランスが良くレモンの酸味を感じるように爽やかで飲みやすいブレンド。GSMは、香りが豊かで舌触りが柔らかく、プラムやチェリーに少しスパイスを足したようなとてもチャーミングな味が楽しめるブレンドです。

オーストラリアへ旅行した際には、「Can I have a glass of SSB/GSM please ?」と、オージーになりきってオーダーしてみるのも良いかもしれません。きっと、陽気なオージーが、とても気さくに受けてくれるはずです。

そして、オーダーする時には必ず「プリーズ」という一言を忘れないようにしましょう。

今や、英語は世界共通語として認識されつつあります。英語圏内に旅行された際には、「飲みたいブドウ品種+プリーズ 」...これだけ心得ていると、何も怖いものはありません。海外旅行先でも、自分にぴったり合うワインに出会い、幸せなひと時が過ごせるでしょう。

ワイン好きが高じて、2015年にオーストラリアへ移住。WSET WineEducationにてワインを学び、現地のFine Diningでソムリエを経験。現在は日本へ向けたオーストラリアワインの輸出や現地のレストラン・バーのワインコンサルタントとして活躍。月に一度、西オーストラリア州パース市内にて、日本人向けにワイン教室を開催中。

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