1回で自分好みのワインが解る?!赤・白それぞれ品種で5本飲み比べてみよう!

ワインは種類が豊富なので、「どのワインを選んでいいか分からなかった」という経験はありませんか?

まずは自分が好きな味を見つけることが大事ですが、自分好みのワインを探すために一番簡単な方法は、「異なる品種のワインを数種類、飲み比べること」です。 

今回は、ワイン選びで悩んでいる方にピッタリの飲み比べ方法と、飲み比べに最適なブドウ品種を、赤ワインと白ワインをそれぞれ5種。そして、品種ごとにおすすめのワインも一緒に紹介します!

飲み比べを行う際のポイントはブドウ品種!

ブドウは品種ごとに味わいや香りに特徴があります。例えば、カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランス・ボルドー地方を代表するブドウ品種です。カベルネ・ソーヴィニヨンから造られるワインは、力強いものが多く、香りは黒い果実(ブラックベリーやブルーベリーなど)の香りを持っています。

このように、品種にはそれぞれ特徴があるため、生産国や生産者が違っても味を予想しやすい「ブドウ品種」で飲み比べることで、より自分の好きな味わいのワインを探しやすくなります。

赤ワインのおすすめ品種5選

まずは、飲み比べにおすすめの赤ワインの代表的な品種を5つご紹介します。

カベルネ・ソーヴィニヨン

赤ワイン用ブドウ品種の代表です。フランス・ボルドー地方の赤ワインでは、カベルネ・ソーヴィニヨンが主要品種として使われています。カベルネ・ソーヴィニヨンから造られるワインは、渋くて濃厚でガッシリとした味わいが特徴です。香りはブルーベリーやバイオレットのようにフローラルな香りがあります。

代表的な産地:フランス・ボルドー地方 メドック地区・アメリカ・カリフォルニア州、チリ

おすすめのワイン

シャトー・ラネッサン 2001
Posted with Amakuri at 2017.10.3
シャトー・ラネッサン

メルロー

フランス・ボルドー地方発祥の赤ワイン用のブドウ品種です。カベルネ・ソーヴィニヨンに比べて、酸味やタンニンが強くなく、まろやかで果実味たっぷりのワインが多く、親しみやすい味わいが特徴です。香りは、プラムやブラックベリーなど、黒い果実の香りがあります。

代表的な産地:フランス・ボルドー地方メドック地区、アメリカ・カリフォルニア州

おすすめのワイン

ピノ・ノワール

フランス・ブルゴーニュ地方を原産地とする赤ワイン用のブドウ品種です。ワインの色合いは薄く明るめで、華やかで魅力的な香りと複雑な味わいが特徴です。カベルネ・ソーヴィニヨンとは対照的で、タンニンは少なく、酸味はしっかりとあります。ベリーやチェリーを思わせる小粒の果実から感じるフレッシュな香りがあります。また、熟成させることで、香りにスパイシーさが現れ、なめし革のような香りを感じるようになります。

代表的な産地:フランス・ブルゴーニュ地方、アメリカ・オレゴン州、ニュージーランド

おすすめのワイン

ガメイ

ガメイはボジョレー・ヌーヴォーに使われる赤ワイン用ブドウ品種です。フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で栽培されています。ワインの色合いは明るく、果実味豊かでフレッシュです。タンニンもきつくないので、非常に飲みやすいのも特徴のひとつです。

代表的な産地:フランス・ブルゴーニュ地方ボジョレー地区

おすすめのワイン

シラー(シラーズ)

フランス・ローヌ地方が原産地の赤ワイン用ブドウ品種です。フランス・ローヌ地方とオーストラリアが有名ですが、それぞれで異なった味わいです。フランス・ローヌ地方のシラーは、男性的な力強さと上品な一面を併せ持った、コクのあるスパイシーな味わいが特徴。オーストラリアではシラーズと呼ばれ、果実味が豊かで、渋味の強いワインに仕上がります。

代表的な産地:フランス・ローヌ地方、オーストラリア

おすすめのワイン

マッキノンズ・シラーズ
Posted with Amakuri at 2017.10.4
ワインズ東京

白ワインのおすすめ品種5選

続いては白ワインです。こちらも異なる品種を5つ飲み比べてみましょう!オススメの銘柄も併せてご紹します。

 シャルドネ

シャルドネの原産は諸説あり、証明されていません。白ブドウのアイドル的存在で、世界各国で栽培されていますが、ブドウ品種としての個性的な風味はなく、いい意味で味わいの特徴がありません。その分、育った環境によって多彩な表情を見せてくれるので、育った土地や、気候、造り手の醸造技術によって、味わいが大きく変化するのが特徴です。

代表的な産地:フランス・ブルゴーニュ地方、フランス・シャンパーニュ地方、アメリカ・カリフォルニア州

おすすめのワイン

ソーヴィニヨン・ブラン

フランス・ボルドー地方が原産と言われていますが、こちらも諸説あります。世界中で栽培されていますが、ソーヴィニヨン・ブランといえば、ニュージラーンド・マールボロ地区です。香りはハーブやグレープフルーツのような爽やかな香りがあります。レッシュな酸味と鮮やかな果実味が特徴です。

代表的な産地:ニュージーランド、フランス・ボルドー地方

おすすめのワイン

リースリング

ドイツにおいて重要な地位を占める白ブドウ品種です。キリッとした鋭い酸が特徴的で、非常にエレガントなワインに仕上がります。冷涼な気候がもたらす酸は、リースリングでしか出せません。柑橘系の香りを感じ、甘口から辛口まで幅広いワインを楽しむことができます。

代表的な産地:ドイツ、フランス・アルザス地方、ニュージーランド

おすすめのワイン

ゲヴュルツトラミネール

フランス・アルザス地方の代表品種で、主にフランス、オーストリア、ドイツで栽培されています。ゲヴュルツとはドイツ語で香辛料の意味を持ち、ライチやグレープフルーツ、パッションフルーツの香りを強く感じます。上品なアロマを特徴とする品種で、引きしまった辛口ワインが造られますが、フランス・アルザス地方では、甘口の超高級なデザートワインが造られることもあります。

代表的な産地:フランス・アルザス地方、オーストリア、ドイツ

おすすめのワイン

甲州

日本の山梨県甲州市勝沼町が発祥の日本固有の白ワイン用ブドウ品種です。白ブドウですが、「灰色ブドウ」とも呼ばれ、果皮は淡いピンク色(藤色)をしています。あっさりとしたフルーティな味わいで癖が少なく酸味も控えめです。香りもスダチやカボスのような和柑橘系の香りが特徴的です。

代表的な産地:山梨県甲州市勝沼町

おすすめのワイン

アルガブランカ・クラレーザ
Posted with Amakuri at 2017.10.5
勝沼醸造株式会社

最後に

いかがでしたか?自分の好みが解らずに、金賞受賞のPOPが付いているワインや、お店のおすすめワインを購入している…という方は、ブドウ品種でワインを選び、それぞれの違いを比較してみてください。

ワインショップへ行き「飲み比べをしたいので品種の違うワインを5本、1万円で見繕ってください。」と伝えてみるのも良いと思います。もっと価格を抑えて飲み比べをしたい場合は、単一品種の多い新世界ワインで試してみてください。チリは品種の特徴がハッキリしている上に、低価格なのでオススメです。

飲み比べはBBQやホームパーティーなど、人が集まる時に行うのがいいでしょう! 開栓したワインは、きっちり栓をして冷蔵庫に保管すれば、一週間程度は美味しく飲めますよ。

ぜひ一度、異なる品種のワインを飲み比べ、より自分好みの1本を探してみてはいかがでしょうか。

参考文書:30分で一生使えるワイン術(出版元:ポプラ社、著者:葉山考太郎、発売日:2009年12月)

※新書版をご紹介します。

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