ワインの魅力満載!黒ブドウのカベルネ・フラン100%で造られる非発泡の白ワイン

 

今回はフランス・ロワール地方のワインをご紹介いたします。

Couly-Dutheil Blanc de Franc(クーリー・デュテイユ・ブラン・ド・フラン)
生産者:クーリー・デュテイユ
国・地域:フランス・ロワール地区
容量:750ml
タイプ:白
品種:カベルネ・フラン

ロワール地方と言えば、ソーヴィニヨン・ブランやシュナン・ブランが有名ですが、このワインはなんと黒ブドウのカベルネ・フラン100%で出来ています。その名も「ブラン・ド・フラン」。白を意味するブランと、カベルネ・フランのフランを掛け合わせて、「ブラン・ド・フラン」の名前が付いたのでしょう。

造り手はフランス・ロワール地方のシノンを代表するクーリー・デュテイユ。その赤ワイン「クロ・ド・レコー」はシノンのトップワインとして世界中に名声を轟かせています。


出典:http://coulydutheil-chinon.com/grand-vin/

カベルネ・フランは通常、赤ワインもしくはロゼワインになる品種で、白ワインは筆者も初めて飲みました。黒ブドウ100%で造るシャンパーニュ「ブラン・ド・ノワール」のように、黒ブドウでも白ワインを造ることはできます(逆は出来ません)。

ワインを造る際に、ブドウを圧搾して果汁を得て、そのまま漬け込んでおけば果皮からアントシアニンなどの色素が抽出されて赤ワインの色になります。しかし果皮をすぐに除去すれば、色の付いていない果汁を得ることができます。これを醸造すれば黒ブドウで白ワインが出来るのです。

ロゼワインは、果皮を漬け込む時間を短くしたものです。(ロゼワインの造り方は他にもあります。)

テイスティングコメント

色合いは少し藁のような落ち着きのある淡いゴールド。しっとりした感じです。香りは、最初に青リンゴのようなアロマを感じます。日本酒の吟醸香に似た感じもありますね。そこに濡れた石の香り。

口に含むと青リンゴを齧ったような風味が口いっぱいに広がります。カベルネ・フランのワインに必ずと言っていいほどある青臭さは微塵もありません。 

正直、あまりに素直に美味しくてビックリしました。シャンパーニュのブラン・ド・ノワール(黒ブドウだけで造った白ワイン)は美味しいものが多いですが、スティルワイン(非発泡ワイン)のブラン・ド・ノワールを飲んで、こんなに美味しいと思ったことはなかったかもしれません。嬉しい誤算ですね。

どこからどこまで、どう味わっても100%白ワインの味わいですが、黒ブドウで造ったからなのか、お肉と良い相性を見せてくれます。相性の良い料理はレバーペースト、パテドカンパーニュ、テリーヌにハム、この辺の料理との相性は抜群です。デパ地下などで売っているものが多いので、お家でも合わせやすいですよね。

豊通食料(株)
クーリー デュテイユ ブラン ド フラン [フランス/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
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最後に

いかがでしたか。ただ単に珍しいと言うだけでなく、飲んで美味しい、キチッとしたワインに仕上がっているのは、正に生産者の力量以外の何者でもありません。このワインを含めたクーリー・デュテイユのワイン、おすすめです!

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渋谷にある隠れ家ビストロ「Bistro Ku hanare」でソムリエをやっています。趣味も仕事もワイン、という幸せ者です。

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