その実力に迫る!グラスコンペ1位のZalto(ザルト)を使ってみた。

はじめに


ワインのために考えられたグラスは気になるけど、値段を考えるとなかなか購入には踏み切ることができないと思います。

今回紹介するワイングラスは少し上級者向けのワイングラス「Zalto(ザルト)」から、ボルドーとユニバーサルをご紹介します。

グラスコンペで3部門1位


今回、なぜZalto(ザルト)を紹介しようと思ったかと言えば、ドイツのワインマガジン「STERN」誌が主催したブラインドテイスティングコンペティションで、香り、グラスの口当たり、味わいの全ての部門で1位を獲得したグラスだからです。

このグラスコンぺは、ドイツやオーストリアの名だたるグラスメーカー10社から、ボルドー、ブルゴーニュ、リースリングのグラス3種類、30脚を並べて、審査員は全員目隠しをし、手袋をはめた状態で、「香り」「グラスの口当たり」「味わい」などを審査...徹底されたブラインドテイスティングで、世界のワイングラスで最も優れたグラスを決定するコンペです。

ちなみに、2位はツヴィーゼル、3位はロブマイヤーだったそうです。

まず、ザルトの特徴はボウル角度です。24度、48度、72度に傾けられていて、これらの角度は地球の傾きに従って作られているそうです。古代ローマ人は、この3つの重要な角度を使った容器に食料を貯蔵し、そうすることで新鮮さがより長く保たれると共に、味が良くなることを理解していたそうです。

また、全てのグラスが鉛を一切使用しないカリ・クリスタル製造方法にて熟練の職人により一脚づつハンドメイド「マウスブロウ(口吹き製作)」のみで創られています。マシンメイドでは、この軽さや口当たりの絶妙な薄さは創りだすことは難しいですから...。

ボルドー


ボウルが大きいので、ワインの香りを最大限に引き出してくれます。この末広がりのデザインが空気との接触を大きくしているので、ワインをまろやかにしてくれました。グラスの形状から、舌の中央部にダイレクトに流れこみ、その後にワインが広がっていきます。

ユニバーサル


程良いシェイプのシルエットのユニバーサルグラス。こちらは赤白兼用のグラスとなっています。サイズ感や赤白兼用として使えるので、日常的にはユニバーサルの方が重宝しそうですね。

おわりに


改めて驚いたのはその繊細さでした。大胆なフォルムとは裏腹にガラスは非常に薄く、脚も非常に細くスマート。Zalto(ザルト)で飲むとワインの味がダイレクトに伝わってくるんです。

グラスでもそうじゃないの?思われるかもしれませんが、例えばリーデルに関しては、様々な品種のシリーズがあるので、グラスの形でワインの味を操作している感じがしますが、ザルトは葡萄の素直な味がストレートに口に伝わってくる感じです。

価格に見合うグラスと感じましたが、やはり価格は気になるところですよね。ワイングラスは消耗品ですから......(笑)次回は、家飲みに使える手ごろなアイテムを紹介します!

家ワイン編集部です。家ワインレシピ、家ワイン通信などを、ワインライフが楽しくなるような情報やコラムをお届けしていきます。

おすすめの記事

もうワイン選びで失敗しない!良いワインショップ選びのポイントとは?

家でワインを楽しむワイン好きな皆さんは、いつもどこで購入していますか?ワインは重いのでネット通販を利用される方も多いでしょう。しかし、ワイン初心者にとってネット上でワインを選ぶのはなかなかハードルが高いかもしれません。そもそも、実店舗でも通販サイトでも、どのショップで買い物をしたらよいのかということから悩んでしまいます。 そこで今日は、ワイン選びで失敗しないためにも、良いワインショップを見分けるポイントをお伝えしたいと思います。

イタリアワインの格付け「DOCGとDOC」の違いとは?

イタリアワインのラベルやキャップシールに「DOCG」「DOC」という文言を見たことがありますか?この言葉はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回はイタリアワインの格付け「DOCG」、「DOC」についてご紹介いたします。 ヨーロッパのワインには品質分類がある イタリアを含む、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国にはワインを品質で分類したヒエラルキーがあり、どの国も大枠は同じようなものになっています。 簡単にいうと、上の分類になればなるほど、厳しい法律が定められていて格が高くなる、またその見返りとして土地の名前を名乗ることが認められているというものです。フランスの最上級の等級はAOC(Appellation d'Origine Contrôlée)と呼ばれており、それと同じ位置づけにあるイタリアの等級がDOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)なのです。

ワイングラスでの乾杯で、音を立てるのはマナー違反?

ビールジョッキでは豪勢を音を立てても良いけれど、ワイングラスで乾杯するときは決してグラス同士をぶつけてはいけない──日本では、それがマナーとして認識されています。 しかしながら、創業250年の歴史を誇る老舗ワインブランド・リーデルは、2011年に「乾杯でグラスをぶつけるのはルール違反ではない」と正式に表明しています。 ただし、繊細な縁同士をぶつけては割れてしまう可能性があるため、正式な乾杯方法は傾けたワイングラスの腹同士をぶつけるのだそうです。 リーデル家10代目当主であるマキシミリアン・リーデル氏も「ワインは色や香り、味わいだけでなく、音も含めて五感で楽しんでくださいね」(参考ページより引用)と発言しており、正しい乾杯方法や奏でられる音色も動画にて確認することができますよ。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.