「Le Bonheur」さんに行ってきました~男のワイン飯vol.22~


3月の赤ワイン「ドメーヌ・デュ・タリケ」× 男のワイン飯「菜の花とアサリのサラダタブレ」

「男のワイン飯」も早いもので22回目。

ワインという飲みもの、一緒にする食事で美味しくも不味くもなるのであれば、せっかくなんで、このワインにあわせた料理を作っちゃいましょう。でも、そんなに面倒なのは大変だし、大雑把に出来ちゃう料理がいいなってことで始まった企画が「男のワイン飯」。

大雑把と言っても、どうせなら季節の食材などとりいれて、気分を高めたい。
そして、もっとも肝心なのはワインとの相性であること。ワインと食事の相性がピッタリな時のあの幸福感を知れば知るほど、あの高揚感を次も狙いますよね。

ということで、今回も面倒くさがり屋の私にも守備範囲で、この時期、旬を迎える食材を使った「男のワイン飯」をいただいてきましたよ。

3月にお届けする白ワイン「ドメーヌ・デュ・タリケ」を持って、代々木公園近くのフレンチレストラン「ル・ボヌール」さんに行ってきました。

春の訪れ、ワインと一緒に出迎えましょう。

行きつけのお店がある。

そこが何で行きつけかと言うと客である自分のことをよく知ってくれているからだ。食べれる食材と食べれない食材、好みの塩加減、前に行った時は何を食べたか、どんなワインを頼んだか、、、

次に行くとき、電話で予約をしたとき、それは他のお店に行くときよりもスペシャルな時間となる。

本当にそんなお店があるのか?

あるんです。
代々木公園近く、トリコロールの旗が迎えてくれ、エントランスをくぐれば、席数20席ほどの小さなフレンチレストラン。

季節にあわせた食材を直接市場から仕入れ、その日の天気や気候にあわせ、常連のお客さんにはその人の好みを追加したメニューをだしてくれる。

料理の説明は出来る限りシェフ自ら行ってくれ、その際にお客さんの好みも自然に聞き出す。その情報がどんどん蓄積される。

小さなお店でしかできないし、そういうことをやりたいオーナーでないと出来ないスタイル。
ここのオーナーお任せコースはそういうことも含めて、お任せコースなんです。

料理を通して、心を通じ合えるお店に出会えることって幸せなことですよね。
このままのスタイルで長く続いてほしいお店です。

家ワイン(以下、家):「ご無沙汰しています。今回も宜しくお願いいたします。」
ル・ボヌール(以下、ル):「お久しぶりですね。こちらこそ、宜しくお願いします。」

実は以前にもル・ボヌールさんにはワイン飯シリーズでお願いをさせていただいたことがあります。

ル:「今日はどんなワインをお持ちされたんですか?」
家:「こちらのワインですが、ガスコーニュの白ワインになります。」
ル:「あ~、はいはい、タリケですね。」
家:「ご存知ですか?」
ル:「はい、知っていますよ。これだけではなくて、このシリーズは他のも飲んだことがあります。コストパフォーマンスが良くて、テーブルワインとしてであれば、お店でも扱えるものもありますね。」
家:「そうなんですね。では、今一度という形にはなってしまうのですが、こちらをテイスティングしていただいても宜しいでしょうか。」
ル:「了解いたしました。宜しくお願いいたします。」


オーナーシェフの竹内氏

ル:「まず、このワインの一番いいところはシュナン・ブランとシャルドネのバランスがいいんですよ。辛口でキリッとしてるんですが、全体がうまくまとまってますよね。」
家:「確かに飲み口はシュッとしていますが、その後の膨らみがいいですよね。」
ル:「そうなんです。この価格帯で、このクオリティを作れるんですから、いい作り手さんですよね。」

ル:「あと、このワインはシュナン・ブランの個性だと思うんですが、ミネラルが多いんですよ。」
家:「そうですね。少し微発砲な感じがします。」
ル:「確かにそんな感じがしますね。でもビンテージにもよると思うので、全部が全部ではないと思います。とはいえ、ミネラルが多いワインだと思います。なんで、フレッシュで清涼感を感じれますよね。」

3月にお届けする「ドメーヌ・デュ・タリケ」はシュナン・ブランのミネラルな風味とシャルドネの芳醇さが見事に調和された一本。USAクリティックチャレンジ金賞を受賞。

ル:「あと、このワインの面白いところがひとつあって、今は春先でこういう味わいですが、これが時間が経ってくるとぐっと濃くなってきます。それはそれで美味しいですよ。」
家:「そうなんですね。では、このまま置いておいても飲めるってことですね。」
ル:「飲めます、飲めます。でも、今の時期に飲むのが一番美味しいかもしれません。好みにもよるのですが。」
家:「なるほどですね。それでは今回もこのワインにあわせた料理を教えていただきたいのですが、何かアイディアはありますでしょうか?」
ル:「もうこれからの季節も含めて、バッチリなものがありますよ。3月から旬を迎えるアサリやハマグリの貝類と菜の花を使ったサラダタブレはいかがでしょう?まず、貝類はシャルドネとは抜群の相性を持っています。そして、シュナン・ブランのミネラルとの相性もバッチリなんで、間違いありません。そこにこれも季節ものの菜の花ですが、この青みがかなりいきてきます。」
家:「了解いたしました。もう、きっと間違いないと思います。それでお願いします。」


とても春らしい装い。

ル:「お待たせしましたアサリと菜の花のサラダタブレです。レモンはお好みでしぼってください。」
家:「おぉ~、見た目も春っぽいですね。この下の方の層になっているのはクスクスですか?」
ル:「そうです、クスクスです。バジルとオリーブオイルをあえて、塩で整えています。クスクスって、パスタとかに比べてももの凄く簡単というか、ほぼカップラーメンぐらいに出来るので、今回の男のワイン飯にはオススメなんです。」
家:「そうなんですね。もっと面倒くさいものだと思っていました。それではいただきます。」

まずはレモンをしぼらず、ざくっとスプーンですくって食べてみる。
口の中にアサリのエキスと菜の花とバジルの青い香りが入ってくる。

家:「まず、このバジルと菜の花の青味がいいですね。ワインによくあっていると思いますし、春らしい気分になってきます。」
ル:「貝類とシャルドネをあわせるときによくバターやクリームをあわせるんですね。その方がコクがあって、ワインにあうからなんですが、今回、セパージュ的にシュナン・ブランが多めなので、青味を増やした方があってくるんです。なので、菜の花に加えて、バジルを使いました。」
家:「へ~そうなんですね。勉強になります。」
ル:「ありがとうございます。良ければ次にレモンをしぼってみてください。また味が変わってきますので。」

ワインを一口飲んで、次はレモンを絞り、食べてみる。

家:「これはまた大きく変わりましたね。レモンの酸味が加わることで、このワインのフレッシュさに幅が広がる感じがします。個人的には断然こちらの方が好きです。」
ル:「清涼感のあるワインにはレモンはよくあってくるんです。ワインにレモンを入れられる人もいらっしゃいますからね。あと、貝類は今回はシンプルにアサリだけを使用していますが、ハマグリやツブ貝を一緒に入れても美味しいです。」
家:「なるほど、なるほど。ではご家庭でお試しの際は色々入れてみても面白いですね。」
ル:「そうですね。また、3月になるとどんどん身が大きくなって、殻が割れるほどまで成長した貝が出てきます。なので、今、食べていただいているものよりもより美味しいものになりますよ。是非、この時期の貝はオススメです。」

収穫場所にもよるが、アサリやハマグリはこの時期が年間を通して一番美味しいらしく、貝殻が割れているものは身が成長していて、プリプリだそうだ。

ル:「うん、自分で作っておいてあれですが、この組み合わせはやはりいいですね。いや~春が来ますね。」
家:「本当に春が来る味ですね。ワインもやはり単品で飲んだときとは口の中での広がり方が違いますね。この幸福感はやはりワインの楽しみのひとつだと思います。」
ル:「楽しいですよね。あと、この料理は途中で白ワインを使うのですが、そこにもこのタリケを使いました。そうすることで、より一層、関係性が深まりますよね。」
家:「そうなんですね、ありがとうございます。」
ル:「是非、お試しの際には同じワインを使ってほしいですね。些細なことではありますが。」
家:「折角なんで、そうしてほしいですね。今回もありがとうございました。」
ル:「こちらこそ、ありがとうございました。まさか知っているワインが来るとは思っていなかったので、逆にやりやすかったです。」
家:「いや~、さすがですよね。私もびっくりしました。また今度、料理を食べに来させていただきます。」
ル:「是非、皆さまのお越しをお待ちしております。」

まさかのドンピシャな取材でした。
元々知ってらしたということもあって、料理との相性はバッチリでしたし、時期も全てあっている感じがしました。

是非、今回の「男のワイン飯」をご自宅で体感してください。
時期の食材はその時期に食べる。
ワインも一番美味しし時に飲む。

詳細はレシピページにありますが、クスクスってこんなに簡単なんですね。
これから、結構多用することが目に見えております。

もう春です。
来月にはキャンプにも行けそうですし、来月はキャンプでも出来るワイン飯がいいなと、、、

来月もお楽しみに!

今回、レシピをいただきました
「Le Bonheur」

地域に愛されている温かいフレンチレストラン。
お任せでお願いできるコースは季節感を存分に楽しめ、シェフの気持ちが込められた料理一品一品にこのお店の味を堪能できます。
お店の名前にあるBonheurとはフランス語で「幸福」という意味で、そのコンセプトを料理はもとより、お店の全てから感じさせてもらえると思います。
是非、ここのお店の味を楽しみに行ってみてください。

フレンチレストラン「Le Bonheur」
TEL : 03-3467-6161
住所 : 東京都渋谷区富ヶ谷1-14-20 代々木公園セレナビル1F
→ 東京メトロ千代田線「代々木公園」駅 徒歩3分
→ 小田急線「代々木八幡」駅 徒歩5分
営業時間 :
Lunch 12:00-13:30 L.O
Dinner 18:00-21:00 L.O
定休日 : 日曜日
WEB: http://www.le-bonheur.biz/

家ワイン編集部 家ワイン編集部です。家ワインレシピ、家ワイン通信などを、ワインライフが楽しくなるような情報やコラムをお届けしていきます。 記事一覧 / プロフィール
Contents

関連コラム

ソーシャル

  • follow us in feedly
Page Top
飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。