ビストロ「ヌガチン」に行ってきました~女のワイン飯vol.25~


5月の赤ワイン「ドメーヌ・ド・ムージャン」×女のワイン飯「ベーコンとペコロスのタルティーヌ」

今年も早くも1年の1/3が終わってしまいました。
暦の上ではまだ春ですが、気温も上昇、緑もいきいき、気分はもう初夏です。

そして、なんと言ってもGWがやってきますね。遠出で旅行をする方も、近場でのんびりされる方も今の季節はアウトドアに行かれる方も多いのではないのでしょうか?

今月は何だか”ピクニック”という言葉が妙に心をソワソワとざわつかせるので、「女のワイン飯」も「男のワイン飯」もピクニックに持って行けるレシピシリーズでいこうかと思います。

トートバッグにワインとチーズとワイン飯を詰め込んで、いざ参りましょう新緑のアウトドアへ。


庶民が安心して飲める街、「三軒茶屋」。
世田谷通りと246の間にある三角地帯はちょっとした迷路のように飲食店がひしめきあう「三軒茶屋」のホットスポット。居酒屋にお好み焼きから、カフェにバル、スナックからラーメンと本当に沢山のお店が並ぶ。

好きな人は好きですよね、このエリア。
でも、ちょっとガヤガヤしてるから苦手というイメージを持っている方もいらっしゃいますよね。

そんな人に是非オススメのお店が今回のレシピを考えてくださるビストロ「ヌガチン」さんです。

店先には沢山の緑が並び、大きなガラス窓と木枠で作られたエントランスを開けると、いつも笑顔で迎え入れてくれるのはオーナーシェフの大塚さん。

ガヤガヤしていると賑やかって、ちょっと違いますよね。
多分、居心地が良くないか居心地が良いかって基準になってくるかと思いますが、ここは来るお客さんも居心地が良い人が多いんです。そこがまた居心地良くさせてくれるんです。

で、料理は?ってなるじゃないですか。
オーナーシェフの大塚さんは本場フランスはパリやブルゴーニュのレストランで約3年間の修行を経験されていて、ここヌガチンでは本場のフレンチを手軽に味わうことが出来るんです。

それでいて、夜は深く28時までやっているので、ワイン好き呑んベエにはたまらないお店なのは間違いありません。


家ワイン(以下、家):「今日は宜しくお願いいたします。」
ヌガチン(以下、ヌ):「お待ちしてました〜。宜しくお願いします。」
家:「いつも通り、良い笑顔ですね。いや〜本当に和みます。」
ヌ:「お!嬉しいですね〜。ありがとうございます。今日は張り切って頑張りますので、宜しくお願いいたします。」
家:「ありがとうございます。期待しております!」

ヌ:「フランスのワインを持って来ていただけたんですよね?」
家:「そうです、フランスはラングドックの赤ワインをお持ちしました。」
ヌ:「お、これですね。セパージュは分かりますか?」
家:「セパージュはですね、シラー30%、メルロ30%、カリニャン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%、グルナッシュ10%となります。」
ヌ:「なるほど〜、色々ブレンドされているんですね。まずは飲んでみないとですね!」
家:「是非、宜しくお願いします!」
ヌ:「了解しました。」

オーナーシェフの大塚氏

ヌ:「なるほど〜。セパージュからちょっと想像していましたが、複雑な味がしますね。へ〜面白いですね。」
家:「確かに中々、他ではない味わえないかもしれないですね。」
ヌ:「香りもこの葡萄!っていうよりも、色々な特長が出てるワインだと思います。これはあれかな〜って考えるのも面白いですよね。」
家:「なるほど。確かに味を解こうとすると面白いですね。」
ヌ:「そうですね。辛口なんですが、甘みがまず感じられるじゃないですか?そうかと思うと根っこのような樽の感じが出て来て、分かりやすいワインではないんですが、そこを解いていく感じですかね。」

家:「これは5月にお届けするワインなのですが、このワインにあわせた家庭で出来る料理を考えていただけたらなと思っています。」
ヌ:「そうなんですよね。さっきからそれを考えながら飲んでいるんですが、複雑な味わいなんで、そこもまた難しいところですよね。もう少し、飲んでもいいですか?」
家:「もちろんです。あと、5月に入るんで、ピクニックとかに持っていても面白いなと思っていまして、料理もピクニックに持って行けたら嬉しいなと思っています。」
ヌ:「なるほど、なるほど。でも、パンは合うと思いますよ。少し焼いてあげて、カリッとした香ばしさが樽の味わいにはあっていくだろうなと。ちょっと考えますね。」

今回の赤ワイン「ドメーヌ・ド・ムージャン」は高台は粘土質、低地は水はけのよい砂利質の畑で作られ、優しい渋みの中に豊かな果実感を感じられる1本。新鮮な黒系フルーツのアロマとバランスのとれたスタイルのボディです。

ヌ:「ゆっくり飲みたいワインですよね。」
家:「ゆっくりというのは空気に触れさせたいってことですか?」
ヌ:「それもあるかもしれません。空気にふれると開いてくるんで、徐々に味が見えてきますし、あとはゆっくりした時間の中で飲みたいなって何となく思いました。ベリー系の味が優しく出て来て、あ、こういう料理にあわせてもいいなってのも出てきましたし。」
家:「お!何でしょう?」
ヌ:「最初はチョコレートとかもいいかなって思ったんですが、パンを使って、タルティーヌを作ろうかなと。ベーコンとペコロスを使って、ソースはバルサミコ酢とスパイスをあわせてって感じですかね。スパイスがよくあうと思うんですよね。」
家:「タルティーヌ、いいですね!スパイスって、どんなスパイスでしょう?」
ヌ:「スパイスはですね、クローブやカルダモンとかですかね。ワイン自体もスパイシーな風味をもっているので、きっとあうだろうなと。調理自体は簡単ですし、ピクニックにも超おすすめですよ。」
家:「なるほど、その辺りのスパイスを使うんですね。あいそうですね!楽しみです。それでお願いしてもいいですか?」
ヌ:「了解しました!よろしくお願いします!」


これはもうオシャレピクニックになりそうですね。
そして以外にボリューミーで、メンズの皆さんも期待大なんでは!

ヌ:「お待たせしました〜。ベーコンとペコロスのタルティーヌです。」
家:「良いボリューム感ですね!バルサミコとベーコンの香ばしい香りがまた食欲そそりますね〜。」
ヌ:「是非是非、食べてみてください。」

それではガブッといってみます。

家:「まず、パンのカリカリ感がかなり良いですね。香ばしいです。」
ヌ:「ですよね。このカリカリの上にトロッとしたソースが絡んだベーコンがよくあうんです。」
家:「あいます、あいます。そして、バルサミコ酢とペコロスの甘みがふわって口の中に入ってきて、ワインを飲みたくなります。」
ヌ:「もう、そのままワインを飲んでみてください。美味しいですよ〜。」

ワインを飲む前にワインを飲みたい刺激を与えてくれる。

家:「あ〜これはいいですね。バルサミコがより甘さを引き出してくれると思います。」
ヌ:「そうですよね。甘みが前に出るっていうか。あいますよね〜。」
家:「食べる前とはワインの印象が大分変わりましたね。」
ヌ:「楽しいですよね。スパイスはどうです?香りが豊かになるし、このワインにはよくあうと思うんですけど。」
家:「いいアクセントだと思います。スパイスがホットワインに使うものに近いですよね。複雑なワインによく馴染むというか、その個性にうまく入っていきますね。」
ヌ:「どうしても単調になってしまいがちなバルサミコ酢ソースなんですが、この辺りのスパイスはとても有効で、味も広がるんです。」
家:「なるほどですね。あと、ベーコンがいいですよね。牛肉を使っても美味しそうなんですが、それだとこのワインにはちょっと重いかなと。」
ヌ:「ありがとうございます。ベーコンはどこのスーパーでも買えますし、失敗しずらいので、使いやすい。そして、外で食べるベーコンは鉄板ですからね。」

家:「いや〜、このタルティーヌをピクニックに持ってったら、随分、オシャレになっちゃいますね。テンション上がります。」
ヌ:「そうですよね。あ、お外に持って行く場合は載せる具はタッパーに分けて持って行って、現地で載せるって言う方が崩れることもないし、食べる分だけ使えるので良いと思います。」
家:「なるほど、なるほど。了解しました。色々考えていただいて、ありがとうございます。」
ヌ:「いやいや、とんでもないです。早速、ゴールデンウィークとかで使ってみてほしいですね。」


いや〜、お昼間から太陽の下でワイン飲んで、寝転がる時間て幸せですよね。

ゆ〜っくりと流れる時間、気持ちいいそよ風、美味しいご飯とワイン。
これだけ揃っていて、他に何が必要でしょうか。

5月の行楽シーズン、この赤ワイン「ドメーヌ・ド・ムージャン」はきっと重宝しますし、一緒にお届けするもう1本の白ワイン「ルックアウト・リッジ・シャルドネ」も一緒に持って行って、皆でワイワイ飲むのもオススメです。

もちろん、白ワインの方もワイン飯レシピはピクニックに持って行ける内容になってますよ。
そちらも是非、一緒に持って行っていただきたいです。

ヌガチンさん、ありがとうございました。

今回、レシピをいただきました
「Nougatine」

日本のレストランで働いた後、本場フランスはパリやブルゴーニュのレストランで、約3年の修行をした経験を持つオーナーが自分で全部プロデュースできるお店というコンセプトで作った小さなビストロ。店先にはセンスよく緑が並べられ、温かみのあるドアをあければ、温度を感じられる嬉しい距離感。平日、土日関係なく、ここの味と時間を楽しみに夜な夜な集まってくる常連のお客さん。是非、一度、行ってみてください。オーナーの優しさが詰まったお店です。

ビストロ「Nougatine(ヌガチン)」
TEL : 03-5787-6132
住所 : 東京都世田谷区三軒茶屋2-10-16
→ 田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩5分
営業時間 : 20 : 30 - 28 : 00
定休日 : 月曜日
WEB: http://nougatine1007.com/

家ワイン編集部です。家ワインレシピ、家ワイン通信などを、ワインライフが楽しくなるような情報やコラムをお届けしていきます。

おすすめの記事

旅するアルメニアワイン輸入者The Ancient World代表「田村公祐」さんインタビュー

世界最古のワインというとジョージア(グルジア)を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はアルメニアも、ジョージアと並んで世界最古のワイン生産地といわれています。ワインの文化は、フランスやイタリアなどヨーロッパだけでなく、中近東にも魅力が詰まっているみたいですね。 今回は中近東各地を年に何度も訪問し、自身でオリエンタルワインを輸入する田村公祐さんにお話を伺いました。

駅近1分。オシャレ着・手ぶらで行ける「CARVINO(カルヴィーノ)」で本格イタリアンBBQと限定ワインを味わおう!

東京ドームアトラクションズをバックに背の高い木々に囲まれて、本格イタリアンBBQ広場「CARVINO(カルヴィーノ)」が2017年6月10日(土)にオープンしました。オープンに先駆けた先行イベントに参加してきましたので、その様子をご紹介します。

ソムリエがテイスティングして飲み比べ!デイリーワインで人気の動物ラベル3種、それぞれのお味は?

今回は、ソムリエの小野沢さんに協力してもらい、動物ラベルワインの中でも、とくにみなさんが目にする機会が多い、白ワイン3種類を飲み比べてみました。いずれもチリ産で、1本500円~600円台(※販売店による)でリーズナブルに買えるという共通点がポイントです。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.