ビギナーでもこれなら分かる!?分かりやすい香りのワインとは

はじめに


ブラックチェリー、アスパラガス、火打石...これら全てワインの香りを表現する言葉です。

「言われてみればそんな香りがするような、しないような...」と、ハッキリ香りを掴めずにいると、おいしく味わいながらもちょっとモヤモヤしてしまいます。できればソムリエのように香りを表現したいところですが、なかなか難しいものです。

そこで今回は、比較的分かりやすい香りのワインや、そのブドウ品種をご紹介します。

フレッシュなイチゴを思わせるロゼ


出典:http://haneda-sake.jp/

「嘉yoshiスパークリングロゼ」は、山形県高畠産メルロ種主体のスパークリングワイン。

こちらのワインは香りも味もイチゴソーダ!?のようにフレッシュなイチゴを絞ったかのような香りです。色もまさにイチゴ色。やや甘口のデザート感覚のワインです。

ここで、「あれ?メルロってこんな感じだったっけ?」と思う方もいるでしょう。確かにメルロ種はベリー系の香りを持ちますが、例えられるのはどちらかというと濃厚なブラックベリーの方です。

とりわけイチゴの香りを特徴とするのはピノ・ノワール種やガメイ種が先に挙げられることが多いからです。

フレッシュなイチゴの香りはメルロ種からではなく、ロゼのライト感とスパークリングのシュワシュワ感、そしてブレンドされているマスカット・ベーリーA種の要素が大きいかもしれません。

マスカット・ベーリーA種はイチゴの香りが特徴の日本固有の品種です。スティルワイン(発泡しないワイン)であれば、やや濃縮されたイチゴジャムのような香りを捉えられるかと思います。

色も香りもまさにハチミツ!ドイツ産白ワイン


主に白い花や白桃などの香りで表現される白ワインですが、最も捉えやすいのはハチミツの香りではないでしょうか?主にリースリング種や熟したシャルドネ種に現れやすいとされています。

たとえば、ドイツ産の「KLOSTER EBERBACH STEINBERGER Q.b.A」(リースリング種)は、まるでハチミツを水で溶いたような色合いで、香りと味にもハチミツを感じます。

甘みが増すほどアルコール度数が低くなるドイツ産白ワインですが、こちらはアルコール度数9%前後。これよりアルコールが高いものはハチミツ感よりもフルーティーさが目立つようです。

分かりやすい香りのワインは?


ゲヴュルツトラミネール種の白ワインはライチとバラの香りで知られています。コルクを抜いた瞬間、瓶口からライチの香りが漂い、グラスに注ぐとバラの香りが広がります。これらの香りは他の品種にはないそうで、ブラインドテイスティングをしても正答率が高いのだとか。

また、フルボディの赤ワインはプラムなどの赤系果実の香りを捉えやすく、とくにスペインの太陽の光をたくさん浴びて育ったテンプラニーリョ種のものはとても濃厚でドライプラムのような香りを掴みやすいでしょう。

おわりに


自分なりに1つでも香りを掴めると、ワインとの距離がぐっと近くなったようでうれしいものです。

それにしてもブドウというひとつのフルーツから様々な香りが生まれるワインは、本当に魅惑的な飲み物です。人々の心を掴んで離さないのも頷けますね。

ぜひこれから飲むワインは、香りにも気を付けてみて下さい。

もっと、主体的にワインを選びたい…。私は常々そう思っていますし、多くの人が同じ思いを抱いているのではないでしょうか。家飲みライフがより楽しくなるようなコラムをお届けしたいと思っています。

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