プラムとイチジク、チキンの焼きそば

8月のワイン飯レシピは7月に続き、東京都目黒区の住宅街にひっそりと佇む一軒家レストラン「tokiya」さんにお願いしました。

お届けするのは、家ワイン初!南米ウルグアイのワインです。もともと生産量が少なく、日本に輸入されている量も少ないウルグアイワイン。「トラヴェルサ ノーブル・アリアンサ・レゼルバ」は、その中でもウルグアイ大使館御用達とのことで、品質は折り紙つきです。

そんな赤ワインに合わせてご提案いただいたのは、夏らしく...ということでなんと「焼きそば」!それも果物を使った、一風変わった料理となりました。焼きそばなどに使われる中濃ソースはベリー系の果物を煮詰めて作るため、焼きそばとフルーツはもともと相性がいいそうです。

そして今回あわせるのはプラムやミネラル、磯の香りがあり、タンニンがしっかりしていて重厚感のある赤ワイン。シェフいわく、少し冷やして飲むほうがおいしいでしょうとのことです。

プラムの香りにはそのままプラムが、磯の香りには青海苔が寄り添う…。もうマリアージュの方程式が見えますね。 ワインに焼きそばとは、普段なら考えもしない組み合わせですが、今回はぜひ!挑戦してみてください。

材料:2人分

鶏モモ肉 100g

鶏レバー 100g

プラム 2~3個

※時期によりネクタリンやプルーンでも可

葡萄(ピオーネ、巨峰等) 12粒

イチジク 1個

ニンニク 1片

焼きそば麺(太麺) 2玉

片栗粉 少々

青海苔 少々

紅しょうが 少々

-- A --

醤油 大さじ4

みりん 大さじ4

蜂蜜 大さじ2

バルサミコ酢 大さじ1

赤ワイン 100cc

<下準備>

・【A】を合わせておく。

作り方

【1】鶏レバー、鶏モモ肉、イチジク、プラムを一口サイズにカットし、ボウルに葡萄と【A】を合わせて20分マリネする。

※鶏レバーはスジを取る。臭み取りはしなくてもOK。イチジクは皮ごと

【2】【1】のマリネ液をザルで濾し、フルーツと鶏肉(レバー、もも肉)を分ける。鶏肉に軽く片栗粉をはたく。

【3】フライパンを2つ用意し、1つは多めの油で鶏肉を強火でサッと炒める。 ※鶏肉は焦げやすいので気を付けてください。

【4】もう1つのフライパンに少量の油でニンニクを炒め、麺と水100ccを加えてほぐす。鶏肉に火が通ったら麺のフライパンに移し、混ぜ合わせて軽く炒める。

【5】【4】にマリネ液を加え混ぜ、蓋をして蒸し焼きにする。水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。

【6】火を止め、フルーツを加えて混ぜ、蓋をして予熱で3分火を通す。皿に盛り、青海苔と紅しょうがをふりかけて完成。

いかがでしたか? レバーは赤ワインのマリネ液に漬けるため、牛乳などで臭み取りをしなくてもまったく臭みを感じません。 ザバッと漬けて、ザクッと濾して、炒めて合わせる!焼きそばですから、シンプルな調理です。一旦すべて合わせてその後分解調理し、再び合わせて完成させるのはフレンチの技法の特徴なんだそうですよ。 気軽なメニューなのにおもてなしにも使える、大人の一品です。ぜひ「トラヴェルサ ノーブル・アリアンサ・レゼルバ」と一緒にお召し上がりください。

[レシピ提供] 学芸大学 tokiya 食べログ 東京都目黒区、学芸大学駅近くの住宅街にひっそりと佇む一軒家レストラン。フレンチをベースに、季節にあわせた創作料理を提案している。果物を取り入れた美しい料理の数々は、ここでしか出会えない芸術作品のようです。

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