テイスティングしながら購入できる「世界の酒とチーズフェスティバル」に潜入!


今年で第88回目を迎える歴史あるイベント「世界の酒とチーズフェスティバル」に行ってきました。1年に2回、春と秋に開催されるイベントで、ワイン愛好家の方が多く訪れます。

イベント名の通り、世界各地のお酒が集結。フランス、イタリアを中心に、ドイツ、スペイン、オーストリア、ポルトガル、モルドバ、モロッコ、南アフリカ、チリ、ニュージーランド、オーストラリア、メキシコ、アメリカ、アルゼンチンなど、試飲ブースでは約200種類のワインをテイスティングする事が出来ます。

テイスティングしながらワイン選びが楽しめるので、会場は多くの人で賑わい、熱気に包まれていました。

人混みを掻き分けて、まず、向かった先はモルドバのワインです。

家ワインの定期購入でもお届けしたことがある、モルドバのワインですが、他にどんなワインがあるのか気になったので、まずはモルドバのブースへ。

まずテイスティングしたのは、モルドバの白ワイン、ソーヴィニヨン・ブラン100%のワイン、そして、モルドバの土着品種、フェテアスカ レガーラ100%のワイン。共に爽やかな酸が特徴的でした。

モルドバのワインで最も印象に残ったのは、「クリコバ・クリセッコ・ブリュット」…そう、スパークリングワインです。しかも品種はモルドバの土着品種「フェテアスカ・アルバ」と「ミュスカ・オットネル」を使用。クリコバ社は、モルドバで初めてシャンパン製法を取り入れた企業で、「フェテアスカ・アルバ」は2000年前から栽培されているモルドバでは歴史あるブドウ品種だそうです。

香りはフローラルや柑橘系の香りが感じられ、非常にフレッシュで爽やか、きめ細かい泡が特徴的で、飲み終わった後の余韻も良かったです。

続いて、モロッコのブースへ…。

こういう時こそ、普段飲まない生産国のワインを!と…フランス、イタリアよりも、マイナーな産地を中心に回っていました。モロッコでは、マルスランという品種を使った赤ワインを…。香りが非常に素晴らしく、口に含んだ瞬間に広がるスパイシーな味わいが印象的でした。

こちらは、スパークリングワインのブース。

イタリアのスパークリングワイン「365 ヴィーノ スプマンテ ロゼ」をテイスティングしましたが、チェリーを思わせる香りが特徴的で、非常に柔らかい口当たりで何杯でも飲めそうでした。

スパークリングワインはやはり女性に人気ですね。あまりの人気ぶりに品切れの商品も多く、試飲するのもやっとでした。

カリフォルニア・ジンファンデル。家ワインのおつまみ研究会で多く登場するジンファンデル。少し濃いめのスナック菓子はこれがあればOKですよね。

今回試飲したジンファンデルはクリュッグでも醸造経験を持つ、ジム・ヤークス氏が造ったワインです。

「世界の酒とチーズフェスティバル」はワインだけではありません。チーズも試食して購入することができるんです。チーズのブースは大人気で、なかなか試食にこぎつける事が出来ません。ストックボックスの前には多くの女性が…。そして、いよいよ試食。

カマンベール、クラリーヌ、ゴルゴンゾーラ、ブリートリフ…全てが感動でした。こんなにチーズって美味しいんですね。クラリーヌは非常に人気だったようで、残り2個になっていました。あのクラリーヌの味は忘れないでしょうね。本当に感動でした。

日本ワインのブースへも...。

今回、出展していたのは東北を代表するワイナリー、高畠ワイナリーさんです。高畠ワイナリーといえば「嘉スパークリング」シリーズですね。今回試飲させていただいた中で、最も印象的だったのがオレンジマスカットを使用したスパークリングです。

アールグレイのような上品な香り、そして優しい甘さが口の中に広がりますが、豊かな酸味とミネラルも感じられ、後味は非常に爽やかでした。

最後にご紹介するのがスペイン産のシャルドネ。ワイナリーはかの有名なジャン・レオン。

19歳の頃ニューヨークに渡り、最初に就いた職がタクシー運転手…そこからレストランの下積み、レストラン開業と夢を掴みんだジャン・レオン氏。アメリカ、ハリウッドの地で大きな夢を成し遂げたジャン・レオン氏が、自身の経営するレストランで振る舞うワインを造ろうとカタルーニャの地にワイナリーを立ち上げて、ワイン造りに励んだそうです。

このワインのラベルに書かれている「3055」の数字は、タクシーの運転手だった頃の車のナンバーだとか...凄いですよね。

今回、約2時間ほど、全てのブースを見て回りましたが、オールドワールド、ニューワールドと、同じ価格帯のワインであれば差はないように感じました。1000円代でも美味しいワインはたくさんあるし、これからワイン人口が増えてきそう…そんな感じさえうかがえました。

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