ワインの酸化防止剤を取り除いてくれるアイテム「Üllo(ウーロ)」

今、米国で亜硫酸塩を除去してくれる画期的なアイテムが現在開発されています。

Kickstarterというクラウドファンディングにて資金調達に成功し、現在商品化に向けて進んでいます。また、Indiegogoというクラウドファンディングで、生産拡大のために現在も資金調達を行っています。ちなみに今予約注文すると、2016年2月頃に納品予定とのこと。

今回はこの「Üllo」についてご紹介します。

さて、市販のワインには必ずといって酸化防止剤が使用されています。

実はワイン造りの過程にて、酸化防止剤は必要不可欠で、まずは発酵前の果汁から使用されています。これは、最初の添加で果汁を痛みにくくし、発酵時の雑菌の繁殖を抑えるため...更にワインが完成すると、瓶詰めを行う際にも再度添加されます。

このようにワインの劣化、酸化を防ぐために様々な工程で酸化防止剤は使用されていて、欧州ではこれが当たり前になっているんですが、Ülloの開発者たちは、ボトルを開けてしまえば酸化防止剤は必要ないのでは?思い、このÜlloが開発に着手したわけです。

Ülloの使い方はいたって簡単。ワインを注ぐ際にÜlloに通すだけ。

Ülloには酸化防止剤だけを濾過してくれるポリマーフィルターを使用し、10ppm未満の醸造中に自然につくられるレベルまでワインを浄化してくれますが、このフィルターはワイン1本に対して1回しか使用できないとか...ただし、現在量産中との事で、将来的にはフィルターのみの販売もあるそうです。

Üllo: The Wine Purifier from MINIMAL (MNML) on Vimeo.

ワイン愛好家の間でも「健康志向」は上昇し、オーガニックワインなど出来るだけ酸化防止剤の許容量が少ないモノが好まれる時代になりつつあります。

もしかすると、Ülloのような画期的アイテムが、ワインを飲む時に必要となる時代が来るのかもしれませんね。

Üllo

かつてはワイン関連の商社にて幅広い業務に携わり、世界のワイン、ワイングッズに触れる。週末は子育てに奮闘する中、晩酌にワインは欠かしません。

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