「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-」に行ってきました。

以前の記事「ワインの製造過程や歴史を辿る「ワイン展」が開催中」でも紹介した「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-」へ行ってきました。

近年のワインブームを経て、少しずつではありますが、日常生活に定着しつつあるワインですが、今回のような大規模な展示会は初めてだったようです。見どころや感想、そして、館内での撮影がOKだったので一部、展示品もご紹介します。

この「ワイン展」の構成ですが、「Zone1 ワイナリーに行ってみよう」、「Zone2 ワインの歴史」、「Zone3 ワインをもっと楽しむ」の3つから成り立っており、多くの資料と映像、そして体験コーナーを交えて、色々な角度からワインを理解することができ、もっとワインを楽しむための知識を深めることができる展示会となっています。

ワイナリーに行ってみよう


日常的に楽しんでいるワインはどのようなブドウを原料にしているのか?ワインが出来あがるまでの工程で、何が行われているのか?など、ブドウ畑、ワイナリーを探検しながら学ぶことができます。

生食用ブドウとワイン用ブドウに関する説明、また、「接ぎ木」やぶどうに寄生する寄生虫「フィロキセラ」について解説されています。

これはブドウの収穫について解説されています。手作業での収穫は、畑で病気のある粒を丁寧に取り除く「選果」をしながら行われるそうで、その選果作業をモニター画面で体験する事ができました。

ワインが出来るまでの工程が丁寧に書かれています。音声ガイダンスをレンタルすれば、展示されている資料をより深く理解する事が出来るので、ぜひ音声ガイダンスと共に廻ってみて下さい。

昔は圧搾機ではなく、ブドウを足で踏んで破砕していたようで、そのブドウを踏みつぶす感触を体験することができます。

発酵中の液を均一にするために、櫂でかき混ぜることをピジャージュと呼び、発酵の様子を確認して、実際にピジャージュを体験することもできます。

ワインボトルの形状について違いを見ることができます。ここでは、なぜワインのボトルの形状が違うのかが解説されています。

この他にもブドウの種、ワインの品質に大きな影響を与えるブドウの「糖度」の計測方法、貴腐ワインなど、Zone1では「ブドウの収穫」から「発酵」「出荷」について学ぶことができます。

ワインの歴史


このゾーンは世界、そして日本のワインの歴史に触れることができます。一部撮影禁止だったため、写真はありませんが、古代オリエントから、地中海を渡り、またシルクロードを伝って、世界中に広がったワインの壮大な歴史を紹介。また、ワインの壺やリュトン、古い土器など、貴重な資料を交えながら辿っていきます。

また、日本の歴史では、明治時代にフランスに派遣された土屋龍憲氏、高野正誠氏に関する資料や高野正誠氏がつくった現在する最古の日本産ワイン、そして、「日本のワインの父」とも呼ばれる川上善兵衛氏の資料などが展示されています。

歴史のコーナーは膨大な資料に圧倒されること間違いなしです。

ワインをもっと楽しむ


ワインの大きな魅力のひとつは、美しい色、複雑で奥深い香りです。このゾーンでは、ワインの香りと色の一部を体験することができます。

香りの「体験」コーナーです。ドーム状の中に香りのサンプルが展示されていて、ドームにあけられた穴から、香りが広がってくる仕組みでした。バラ、イチゴ、レモン、ピーマンと展示されていて、最後はクイズも。

リーデルワイングラスの登場です。グラスとデキャンタが展示されていて、モニターではテイスティングセミナーの様子が映し出されていました。

こちらは2010年にフィンランド沖のバルト海の海底から見つかった、約170年前のシャンパーニュです。当時168本が発見されましたが、今回、そのうち1本が日本に上陸し、このワイン展で展示されています。

ヴィンテージワインのコーナーです。1本いくらするんでしょう。5大シャトーはもちろんのこと、ロマネ・コンティ、ラターシュ、マルコブルンナー、リシューブルなど14本が展示されています。

シャトー・ムートン・ロートシルトがこれまでに発表してきたデザインラベルの展示は圧巻です。1940年代のものから展示されていて、58年ダリ、70年シャガール、73年ピカソが手掛けたデザインも!!

まとめ


いかがでしたか?

一気に紹介しましたが、会場に来れば「ワインに関する知識」がより深まり、ワインに対する向きあい方が変わると思います。展示のボリュームも満足いくもので、気が付けば2時間近く経っていました。

2月21日まで開催されているので、気になる方はぜひ、会場まで足を運んでみて下さい。

イベント詳細
名称:ワイン展−ブドウから生まれた奇跡−
会期:2015年10月31日(土)〜2016年2月21日(日)
開館時間:午前9時〜午後5時
※金曜日は午後8時まで
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
※ただし11月2日(月)と1月4日(月)は開館
会場:国立科学博物館(東京上野公園)
入場料:一般・大学生 1,500円(前売/団体 1,300円)
小・中・高校生 500円(前売/団体 400円)
<金曜限定ペア得ナイト券2,000円>
※会場での当日販売のみ
※2名様同時入場、男女問わず
※17時~20時(最終入場は19時30分)
公式HP:http://wine-exhibition.com

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