デイリーワインのイタリア代表「トレッビアーノ種」の魅力とは?

はじめに

お正月ムードがフェイドアウトし、カジュアルメニューがテーブルに並んでいる頃ではないでしょうか。お料理が普段着感覚なら、ワインも気軽なものを楽しみたいですね。 そこでおすすめしたいのは「トレッビアーノ種」というブドウ品種で造られた白ワインです。この品種はイタリアのほとんどの州で栽培されるポピュラーなもの。パスタやピザはもちろん魚料理や揚げ物にもよく合いますから、常備しておくと重宝します。 今回はデイリーワインのイタリア代表であるトレッビアーノ種の白ワインについてご紹介します。

まるでビターレモン!トレッビアーノ種の特徴

まず、グラスに注ぐと柑橘系の爽やかな香りが広がるとともに、チーズやバターのような熟成した香りも若干立ちのぼります。

色は明るいグリーンイエロー。粘性はあまりなくサラサラしています。口に含むとビターレモンのようなピリリとした酸味、フルーツの種を噛んだときのような苦みがあります。ハチミツの香りがかすかにあり、甘くないレモネードのような味わいです。

この高い酸味、苦みと相性が良いのはカルパッチョやフリッターなどレモンを回しかけておいしく食べられるものです。ペペロンチーノやピザなど定番のイタリアンはもちろん、鶏肉の唐揚げ、白身魚のフライ、野菜サラダなど日々のお食事にも合います。醤油味よりも塩味の料理が合わせやすいでしょう。

おいしいトレッビアーノを選ぶには?

出典:http://www.abruzzo-vivo.it/

スーパーやコンビニはニューワールド産ワインが多いせいか、あまりトレッビアーノ種の白ワインを見かけません。しかし街中のリカーショップや輸入食材を扱うお店では必ずといって良いほど扱っており、比較的手に入れ易いワインです。

種類が多くて選び方に迷うときは、ラベルに「トレッビアーノ・ダブルッツォ」と記載されているものを選んでみてください。これはイタリアのアブルッツォ州にて法律のもと造られたワインですから、同じトレッビアーノ種の中でもより品質が保証されています。それゆえ1万円台の高額なものもありますが、身近なお店で販売されているものは1000〜2000円台のデイリーワイン価格で手に入ります。

また、「トレッビアーノ・ダブルッツォ」はバルのワインリストに載っていることもしばしばあります。ぜひ探してみて下さいね。

あのファミレスでも味わえる!

その他、もっと気軽にトレッビアーノを試す方法もあります。

ファミリーレストランのサイゼリヤはイタリア産の定番ワインから高級ワインまで格安なものが揃っていると話題になりましたが、このサイゼリヤのハウスワイン(白)にはトレッビアーノ種が使われています。

同じトレッビアーノ種でもサイゼリヤのものはフレッシュさをより重視した製法で造られています。それゆえ「トレッビアーノ・ダブルッツォ」よりも酸味や苦み、熟成感は控えめですが、品種の特徴であるフルーティーさを充分に味わうことができます。グラス1杯から注文できるので、ぜひ試してみてはいかがでしょう。

おわりに

寒い日が続きますが、冷えたトレッビアーノ片手にあつあつのペペロンチーノやイカのフリッターを頬張るのも楽しいひとときです。デイリーワインのレパートリーが広がれば、日々の食事をますます楽しむことができますね。

次回は同じくイタリアのデイリーワイン、モンテプルチアーノ種の赤ワインをご紹介いたします。ぜひ楽しみになさってください。

もっと、主体的にワインを選びたい…。私は常々そう思っていますし、多くの人が同じ思いを抱いているのではないでしょうか。家飲みライフがより楽しくなるようなコラムをお届けしたいと思っています。

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