リボリータ

2016年2月のワイン飯レシピは、家ワインのコラムでもお馴染み、料理研究家・三谷良子さんにお願いしました。

三谷良子さんはワインエキスパート、チーズプロフェッショナルを取得しているので、ワインのみならず、チーズの起源やそれに付随する歴史や、ワインとのマリアージュについても深く学んでいます。

家ワインのコラムでは、自宅で簡単に作れる簡単おつまみや、市販のチーズを使った簡単レシピを紹介していますが、ワイン飯では、完全オリジナルレシピを開発していただきました。

今回、どのようなレシピが生まれるんでしょう。

2月にお届けする「キャンティ・クラシコ アモーレ・オーロ」は、酸は強めですが、渋みが穏やかなのでバランスが取れており、軽やかで飲みやすいワインです。

そんな赤ワインに合わせて開発されたレシピが「リボリータ(白インゲン豆とパンのスープ)」です。赤ワインがイタリア・トスカーナ州のワインなので、合わせるレシピもトスカーナの郷土料理を。「リボリータ」とは、トスカーナ地方の家庭料理として代表的なスープです。豆に野菜、バゲッドを入れて煮込んだ料理です。

材料:4人分

【2】別の鍋にオリーブオイル大さじ1/2とベーコン、ガーリックパウダーを入れ、ベーコンから脂が出るまで弱火で炒める。

【3】玉ねぎ、人参、セロリ、キャベツを加えて透き通るまで炒める。

【4】【1】の出汁とコンソメ、トマトを入れ、沸騰したらアクを取り弱火で20分煮込む。

【5】トマトペースト、インゲン豆、バゲットを加えて10分ほど煮る。

【6】塩こしょうで味を整え、エキストラバージンオリーブオイルを加える。器に盛りつけ、パルミジャーノをふる。

寒い冬にはやはりあたたかいものが食べたくなりますよね。カラダが温まるのはもちろんですが、野菜もたっぷりと取ることができます。

最後のかけるパルミジャーノでコクがプラスされ、優しい味わいの中にトマトの酸味・旨味が引き立ちます。スープを吸ったパンも美味しく、女性には大人気のレシピではないでしょうか。

「産地を合わせる」…マリアージュの基本ともいうべき、この組み合わせをぜひ味わってみて下さい。

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