今日はフランス・ベアルヌ地方の郷土料理ガルビュ−ルをご紹介します。
ベアルヌ地方とはフランスの南西に位置しスペインとの国境近くにある地方で、オッソー・イラティという羊乳から造るチーズの産地としても知られます。
ガルビュールはキャベツを主にたっぷりのお野菜とインゲン豆やベーコンなどを入れ煮込んだ具沢山なスープで、パン・ド・カンパーニュと共に頂くのが定番です。優しくほっとする味わいの素朴な家庭料理です。
材料:作りやすい分量
キャベツ 8分の1
玉葱 1個
人参 1個
ジャガイモ 1個
ベーコン 90g
生ハム 20g
白インゲン豆(水煮) 240g
ブーケガルニ 1パック
コンソメ 1個
オリーブオイル 大1
塩・胡椒 少々
パセリ 少々
作り方
【1】野菜とベーコンは1センチ角に切り生ハムは細くスライスしておく。鍋に刻んだ材料を入れオリーブオイルで炒める。
【2】炒めたらひたひたまで水を入れ、ブーケガルニ、コンソメを入れ野菜が柔らかくなるまで煮込み、灰汁は取り除く。
【3】白隠元の水煮の水を切り鍋に入れさらに煮込んだら、塩・胡椒で味を整えお皿に盛りつけパセリを散らして出来上がりです。
ワインは酸味か穏やかで果実味豊かな全体的に丸みのある白ワインとご一緒にいかがでしょうか。野菜とベーコンの優しい甘みを包み込んでくれます。
おわりに
まだ寒さが残る2月、たっぷりのお野菜と優しい味わいのスープが体に染み渡りほっこりとさせてくれます。
また、もう少し温かくなってきた頃にはグリンピースなど春の食材をプラスしたガルビュールはいかがでしょうか。季節感を盛り込んで楽しむのもおすすめです。簡単に出来るので是非作ってみてください。