初心者でもわかる!ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

ワインとチーズは食の楽しみに欠かせない組み合わせですが、チーズには大きく分けて、ナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類がある事をご存知ですか? 今回は、ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いについて紹介していきます。ナチュラルチーズと言えば「柔らかいチーズ」と思ってらっしゃる方もいるかもしれませんが、ナチュラルチーズとは、乳を固めて発酵熟成させたチーズです。まさにナチュラルというべく、自然のままに乳酸菌も生きているチーズです。もちろん、そのまま置いておくと熟成します。

春におすすめ!フレッシュでクセのないクリームチーズ

ぽかぽかと暖かく穏やかなお天気の日には、お友達を招いてホームパーティーを開いたり、美味しいものを持って外に出かけたくなりますね。今回は「春に楽しむチーズ」というテーマで、春におすすめのフレッシュでクセのないクリームチーズをご紹介します。 クリームチーズは牛乳からできている非熟成タイプの白くて、柔らかいチーズです。さわやかな酸味と乳脂肪の豊かな味わいでなめらかさが特徴的、そして、日本人に最も馴染みのあるチーズです。

白ワインとの相性抜群!山羊乳のチーズ「シェーブル」の楽しみ方

暖かくなってくるとすっきりした白ワインが飲みたくなるのと同様に、チーズもさっぱりしたものが食べたくなりませんか? 春から夏にかけては山羊乳のチーズ、シェーブルがおすすめです。山羊乳独特のちょっと酸味のある味わいが特徴で、フレッシュな白ワインとの相性は抜群です。これからの季節に是非愉しんでいただきたいので、今日はシェーブルをご紹介します。

ワインによく合うチーズアレンジ!ココットで簡単な「アップルパイチーズ」の作り方

最近ではクリームチーズなどの非熟成タイプをアレンジした、フレーバーチーズが増えていますね。 今回は身近な材料でとっても簡単にできる、アップルパイ風フレーバーチーズのレシピをご紹介します!「アップルパイ」と聞くと、手間がかかりそうなイメージですが、ココットに詰めて成型するだけなので不器用さんでも安心です!それでは早速つくってみましょう!

第11回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストが開催!上位4つのチーズを紹介

第11回ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテストが、2017年10月31日(火)、11月1日(水)に東京飯田橋にある、ホテルメトロポリタンエドモントにて開催されました。 外国から沢山のチーズが輸入される中、日本人の嗜好にあったチーズの製造や、日本の気候風土にあった独自の「ナチュラルチーズ」文化を創造し、専門家によるアドバイス及びユーザーからの意見等を聞くことで、今後の製造技術向上や生乳需要拡大を図る国産チーズの一大イベントです。 今年は73社の161作品に及ぶチーズが出品され、専門家が外観や色調、組織、風味について「3次審査」まで行い、最終審査で上位4作品が選ばれました。

あると便利!揃えたくなるチーズ関連おすすめグッズ

チーズを食べる際に必要になってくるのが、カッティングボードやチーズナイフなどのチーズに関するグッズですよね。チーズの柔らかさやタイプによって、使う器具も変化します。 今回は基本的なアイテムから、少しマニアックなアイテムまで、チーズを食べる際にあると便利なグッズを紹介したいと思います。

常時80種類のナチュラルチーズが揃う、宇都宮のFromagerie Filに行ってきました!

2017年9月に宇都宮でOPENした素敵なチーズショップFromagerie Fil(フロマージュリー・フィル)さんへ伺ってきました。20歳で地元の栃木を離れたオーナーのふじこさんは、あるチーズの師匠との出会いをきっかけにナチュラルチーズの深い世界にどっぷり浸かります。 「こんなに美味しいチーズがあるんだ」という感動を、自分だけで留めてはおけませんでした。 チーズ生産者さんの想いや関わる全てのことを、美味しいチーズと共にたくさんの方に届けたいという想いが強まり、独立を決心しました。

季節を楽しむオススメの「冬チーズ」の魅力と食べ方

チーズは、動物たちの出産時期や季節によって、期間限定で様々な種類のチーズが登場します。同じチーズでも、動物たちが緑色の草を食べているため、夏のチーズの方がより黄色が強くなるなど、味わいや色に違いも出てきて、奥が深いものです。秋になり、本格的にチーズを楽しむ人が増えるてくる日本では、すでに店頭にクリスマスシーズンのチーズが並んでいますね。今回は、美味しい冬チーズの魅力と食べ方などを紹介します。

チーズ好き必見!どうして穴あきチーズができるのか知っていますか?!

チーズの絵を描こうとすると、丸い穴がいくつか空いたチーズを書いてしまいますよね。ソフトやハード、穴が空いてないチーズが様々あるにも関わらず、穴あきチーズはチーズの代表的なデザインになっています。今回はなぜ穴あきチーズができるのか、その理由に迫ってみたいと思います。

アジアのチーズはどんな作り方をしている?ヨーロッパのチーズとの違いを見てみよう

今回は主にアジアで作られる「酸・加熱凝固」製法で作られるチーズについてご紹介します。 日本でチーズというとフランスやイタリア、スペイン、イギリスなどヨーロッパを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 ヨーロッパでのチーズの作り方は「レンネット」と呼ばれ、酵素をミルクに加えて凝固させて作っています。レンネットとは牛や羊などの動物の胃袋の中から取られる酵素のことで、現在は、動物性だけではなく、植物性のものも存在しています。 ミルクを羊の胃袋に入れて運んでいたらチーズになっていたというチーズ発祥の話は有名ですね。 レンネットをミルクに加え、固形物(カード)と液体物(ホエイ)に分けた後は、様々な加工をし、多種多様なチーズが出来上がります。

むぎゅっとクセになる食感!加熱しても融けないハロウミチーズの美味しい食べ方

ワインのおつまみに欠かせないチーズ。チーズと言えばトロリとしたクリーミーな物や、むっちりとした弾力のある物や、コクと旨味をじっくり楽しむチーズなど、種類も様々ですよね。今回は地中海東部キプロス島産のハロウミ(ハルーミ)チーズをご紹介します。このチーズの特徴は、揚げても焼いてもトロッと融けにくいという性質があるんです。チーズ料理の幅が広がりますよ!

水牛のミルクでつくる国産の絶品モッツァレッラ「湖水の真珠」

マルゲリータピッツアやカプレーゼでおなじみ、フレッシュチーズのモッツァレッラ。日本で見かけるモッツァレッラは、牛乳製が大半ですが、南イタリアにある本家本元のD.O.P.チーズ(※1)「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ」は、水牛乳からつくられます。脂肪やタンパク質含量が高い水牛乳はチーズづくりに大変適しているため、水牛乳でつくられた雪のように白くて味の濃いモッツァレッラの美味しさは格別です。そんな水牛乳のモッツァレッラが、日本でも造られているのをご存知ですか? 今日は、北海道の緑豊かな湖水地方でつくられている「湖水の真珠」という名の、素晴らしいモッツァレッラを紹介したいと思います。

お洒落なチーズカッティング&盛り付け「チーズプラトー」の世界

お店でチーズを頼むと、お皿に素敵に盛り付けられたチーズが出てきますね。一見難しそうに見えますが、少し工夫をすれば、自分でも素敵なプラトーを作ることができます。 チーズプラトーは、主にチーズをお皿やカッティングボードに綺麗に盛り付け、見た目も楽しめるようにしたものです。パーティーや自宅で友人にチーズを提供する際、フォトジェニックなチーズプラトーはとってもオススメです!

チーズ専門店が選ぶ「焼きチーズ」におすすめのチーズ6選!

今回は、世田谷区の三宿通り沿いにあるチーズ専門店LAMMASさんのワークショップに参加してきました。 種類がたくさんあるチーズの中でも、焼いて楽しむ定番チーズから意外なものまで、食材との美味しい組み合わせも含めて6種類が登場しました!まず最初にサラダと合わせて登場したのは、フランスのAOC山羊チーズ「クロタン・ド・シャヴィニョル」です。高さと直径が5cm未満のコロンと可愛い見た目が特徴的で、熟成によって酸味や甘味が変化していくチーズです。

オーガニックチーズと、そうでないチーズの違いとは?

「オーガニック」または「有機」という言葉を耳にする機会が増えてきました。そもそもオーガニックと有機とは同じ意味です!そして日本で有機食品のルールを定めているのは農林水産省の「有機JAS」規格です。 (写真 有機JASマーク) まずオーガニック食品を手に入れるにはこの「有機JASマーク」を覚えていると分かりやすいです。主に有機野菜や有機農産物加工品に付けられているのを見ている方も多いかもしれません。有機JASマークがついていない食品を「オーガニック○○」などと謳うことは日本では違法です!しかし、無添加食品はじめオーガニックでなくてもこだわって作られた自然栽培の青果やナチュラルな製品はたくさんあります。その場合は消費者が生産者を追って自分で判断します。第三者の監査のある有機JASマークがついた有機食品は、その意味で安心できますね。

簡単で美味しい!ロシアのほぼチーズなパンケーキ「スィールニキ」とロシアワイン

私たち日本人も普段食べているクレープやパンケーキ、誰が作っても同じようなものができそうですが、世界中を見渡すと実は少しずつ違っていて興味深いです。 例えばオランダのパンケーキpannekoeken(パンネクック)は日本のホットケーキのような分厚さはなく、薄めでなんと直径は30cmほどの大きなものです。写真はアムステルダムでオーガニックチーズ牧場の娘さんと一緒に食べた時のものですが、手前のホイップクリームたっぷりの甘いものから、オランダらしいゴーダチーズたっぷりのピザのようなタイプまで種類は様々です。 また、日本のクレープ屋さんでいただくように包むタイプの外見が似ているのがロシアの「ブリヌイ」です。しかし、ブリヌイの生地の作り方は材料を混ぜるだけでなく、パンのように二次発酵までするので朝から仕込んでお昼に食べるスケジュール感です!ロシアにはブリヌイのファーストフード店のようなものもあり、テルモックさんなどが有名です。このように中身を包んだらパタパタと折りたたんで完成しているものが多く、具材はジャムなどの甘いものからイクラや肉入りの米などお惣菜系クレープも多いです。 さて、今回はロシアのパンケーキの中にチーズたっぷり、というよりほぼチーズなパンケーキ「スィールニキ」というものを紹介します。

もっちりトロ~ン!今人気のチーズ「ブッラータ」について勉強しましょう!

イタリア南部のプーリア州が産地のチーズ「ブッラータ(Burrata)」がここ最近日本でもかなり人気が上がってきています。袋状になったモッツァレラの中に、モッツァレラのカードに生クリームを混ぜたものを入れて包んであるチーズです。イリア語では「バターのような」という意味で、モッツァレラの袋をナイフで開けばコクのある柔らかいストラッチャテッラ(stracciatella)が溢れだします。ブッラータの中身ストラッチャテッラのみも販売されている時もあります。

ブタやゾウの形のチーズ?!可愛いだけじゃない!とっても美味しいチーズ「スカモルツァ」とは?

スカモルツァ(Scamorza)は、南イタリアのエリアで作られる牛乳のチーズです。名前の由来は樹木の先端を切るというスカモルツァーレから来ています。 作り方はモッツァレラチーズと同じく、こねたり引きのばしたり、ちぎる様子が思い浮かぶ「パスタ・フィラータ製法」なので、美味しい歯ごたえのある弾力と食感が生まれます。 日本で出回るスカモルツァは一箇所を紐でくくったカチョカバッロに似た雪だるまや西洋梨のような形をよく見ますが、大きいものは40kgほどにもなるプロヴォローネや2kgほどのカチョカバッロに比べてスカモルツァは250gから400gほどの大きさなので小ぶりです。 イタリアではプレゼントラッピング紐のような糸で吊るす形も見かけます。また、アイディアたっぷりな豚や象の形のスカモルツァなども登場しています。焼いてしまうのがもったいない可愛さですよ!

春から夏にかけて食べたくなる山羊(ヤギ)のチーズの世界!

チーズは牛のミルクから作られるものが多いですが、山羊や羊、また地方によって南アメリカではアルパカのチーズなど特徴的なチーズが作られています。今回は春先に出産シーズンを迎える山羊のチーズに注目します!山羊はフランス語でシェーブルと呼ぶので、日本でもシェーブルチーズ、または英語でゴートチーズと呼ばれ、多くのファンがいます。 山羊のミルクは牛乳と違って一年中安定して得られるものではなく、シーズンがあるものです。春先に出産シーズンを迎えた山羊たちからは、春から初夏にかけて新鮮なミルクが得られ、秋ごろに再び赤ちゃんを授かるとミルクの時期は終わりになります。この短い泌乳期間のため、山羊のチーズは季節ものとしても楽しまれるということです。もちろん産地によって季節の差があったり、チーズの熟成期間が違うため一概には言えません。

欧米でも話題!進化するデイリーフリーな「ヴィーガンチーズ」の世界を紹介

ワインには欠かせない食材の一つチーズは本当に美味しいですよね。しかし、一般的なチーズはそのカロリーが気になる時や、体質的に乳製品が食べられないという方も少なくありません。そんな時の救世主が乳製品を使わない「ヴィーガンチーズ」です。 最近では世界中で注目されて進化し、乳製品を使った一般的なチーズと区別がつかないものも見かけるようになりました。そして、青カビ風や様々なテイストが登場しているのでワインとのマリアージュも、沢山のバリエーションで楽しむことができます。