欧米でも話題!進化するデイリーフリーな「ヴィーガンチーズ」の世界を紹介

 ワインには欠かせない食材の一つチーズは本当に美味しいですよね。しかし、一般的なチーズはそのカロリーが気になったり、体質的に乳製品が食べられないという方も少なくありません。そんな時の救世主が乳製品を使わない「ヴィーガンチーズ」です。

最近では世界中で注目されて進化し、乳製品を使った一般的なチーズと区別がつかないものも見かけるようになりました。そして、青カビ風や様々なテイストが登場しているので、ワインとのマリアージュもバリエーション豊富に楽しむことができます。

 乳製品を使わないヴィーガンチーズ(詳しいヴィーガンやベジタリアンの説明は下記参照)の作り方は様々ですが、主成分はナッツや豆などです。カシューナッツを数時間浸水させて柔らかくしたものをミキサーで混ぜて、ベースとなるペーストを作ります。他にも豆乳を使う場合もあります。

また、一般的なチーズと同じく発酵をさせるために「ニュートリショナルイースト」を使います。ニュートリショナルイーストとは、殺菌された糖蜜で発酵させた酵母です。チーズの風味を持っているので、サラダなどに振りかけても美味しく食べられます。

動物性の食べ物を摂らないようにしている方は、ビタミンB群(特にB6やB12)が不足する時があります。そんな場合には海藻だけでなく、ニュートリショナルイーストにでもビタミンB群を補えるのでオススメです。

時に熟成された風味に似せるために「塩麹」や「酒粕」、「味噌」を加えるレシピもあります。また、チーズの酸味を表現するために「レモン」も使ったりします。写真では白いチーズに近づけるために味噌の中でも西京味噌を使用しています。

また、「お餅」をつかってチーズの伸びる特徴を再現したり、「白玉粉」をパンに塗って写真のように焼くとモチモチ食感も加わり、プクーっと膨れて一層チーズに近付きます。これらの材料で本当にチーズができるのか信じられないという方は、一度ヴィーガンチーズを購入してみてください。

新しい味覚を生み出したヴィーガンチーズは創造力があり、ロマンも感じます。チーズが楽しめなかった人たちの選択肢を広げてくれることが、なんといっても素敵ですよね。

 

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ヴィーガンチーズが食べられるお店

CHOICE

京都にあるヴィーガンチーズ専門店です。ヴィーガンスプレッドからラムレーズン入りや山椒を合わせた京都らしい古都という名のヴィーガンチーズなど数多くのラインナップです。期間限定のヴィーガンチーズも登場しますので、ぜひチェックしてみてください。


公式サイトはこちら

Trueberry

コールドプレスジュースの専門店。ロースイーツやヴィーガン対応のメニューも豊富です。ヴィーガンチーズは前もって問い合わせすることをおススメします。

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Sheese(シーズ)

英国vegan協会認定のヴィーガンチーズも日本に輸入されて手に入ります。こちらのリンク先にはレシピも紹介されていますので参考になりますよ。

公式サイトはこちら

ご紹介した上記以外でも、ヴィーガンやローフードの専門店を当たるとヴィーガンチーズを作られているところがあります。

おすすめのレシピ本

LLMP RAW FOOD RECIPE BOOK

こちらの本は、植物の酵素や栄養素を効果的に摂れるように、生の野菜や果物、海草などを46度以下で調理したローフード(Raw food)のレシピ本。ノンデイリーの塩麹発酵生チーズ、5種類のフレイバーチーズが掲載されています。

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LLMP RAW FOOD RECIPE BOOK(LLMP ローフードレシピブック)
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ヴィーガンとは

ベジタリアン(vegetarian)やプラントベース(plant-based)といった、肉魚などを除いた野菜や穀物中心の食生活をする人は周りにもいらっしゃるのではないでしょうか。一言でベジタリアンといっても、チーズをはじめとする乳製品や卵は食べられるラクト・ベジタリアンや、乳製品や卵は食べないけれど、魚介類は食べられるペスコ・ベジタリアンなど、種類は様々です。

ポリシーは十人十色なので、実際はこのような名称で言い表せられないことが多いですが、基本的に肉魚、卵、乳製品など動物性のものを一切食べない人たちを「ヴィーガン」と呼びます。

私の友人は真珠も貝を開けてしまうという理由で拒否していました。毛皮の衣服は着ないなど、対象は食べ物だけでは無い場合も多く、考え方も人それぞれでとても奥が深いです。日本でもベジタリアン専門誌「Veggy」が発行され、ハッとするアイディアや商品、ライフスタイルが載っていますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。

デイリーフリー(ノンデイリー)とは

英語でdairy(デイリー)とは乳製品を意味します。牛乳を飲むとお腹が緩くなるなど、乳糖不耐症の人たちや健康意識で乳製品を避ける人たちは、乳製品を取らないdairy-free(デイリーフリー)の食生活を送ります。海外ではデイリーフリーマークがついた商品も多くあります。代替商品としては、ライスミルクなどの穀物ミルクやアーモンドミルクなどのナッツミルクがあげられます。

さらに補足

ヴィーガン対応ではありませんが、乳製品(牛乳や山羊乳、羊乳など)を使っても、ベジタリアン対応のチーズがあります。

チーズを作る段階で欠かせない酵素のレンネットは、基本的に仔牛など哺乳動物の胃から作られるので動物性レンネットですが、微生物や植物性レンネットもあり、外国から輸入されるチーズの説明書きにはヴェジタリアン対応かどうか明記されていることも多いです。日本のチーズメーカーでは表示されていることは多くないので気になる方は問い合わせてみてください。

ワインと一緒にチーズを楽しむといっても、本当に色んな選択がありますね!ぜひ周りの方にもヴィーガンチーズについて教えてあげたり、一緒に楽しんでみてはいかがですか。

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岐阜出身。2013年在学中にGnR代表に就任。2015年慶応義塾大学・理工学部卒。学生時代、オランダから来たベジタリアンの留学生Miekeと出会い、彼女の実家のオーガニック牧場のチーズ輸入をスタート。

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