ワインのお供になる主食と言えばやっぱりパスタですよね。でもパスタはサッと食べないと美味しさが半減します。ワインをゆっくりと楽しむ際にオススメのパスタはショートパスタです。
ロングパスタに比べ、時間が経っても食感の変化も少なく、お気に入りの音楽を聴きながら、TVを見ながら、のんびりと食べても大丈夫。また、パスタのソースを作っていては、簡単レシピとは言えません。かと言って、市販のソースだけだと「ご褒美」には程遠い...。
そこで、オススメするのが「マスカルポーネ」です。
仕上げにちょっと乗せるだけで、パスタのランクがググッと上がりますよ。市販のソースにマスカルポーネ?と思うかもしれませんが、これが美味しいんです。食べる前にササッと混ぜて、幸せモードに浸っちゃいましょう。
材料と作り方
ショートパスタ マスカルポーネ添え
[難易度]★☆☆
[調理時間]10分
【材料:1~2名分】
ショートパスタ(フジッリ・ペンネ・オレキエッテなど)
市販のソース(トマト・ミートソースなど)
オリーブオイル 少々
マスカルポーネ 適量
【1】ショートパスタは指定時間茹でる。
【2】ザルにあけて鍋に戻し、ソースと絡めながらさっと炒めあわせる。
【3】器に盛ってオリーブオイルをかけ、マスカルポーネをのせて完成。
合わせるワイン
Tomas Cusine Auzells (トーマス クシネ アウセルス)
[生産]スペイン
[品種]マカブー41%、シャルドネ16%、ソーヴィニヨンブラン16%、アルバリーニョ10%、ミュラトゥルガウ10%、リースリング3%、モスカテル2%
トマトソースにマスカルポーネ、本来なら軽めの赤といきたいトコですが、今回はちょっと変化球でスペインの白ワインを合わせてみます。
爽やかながら骨格のしっかりした味わいなので、今回のお料理もガッチリ受け止めてくれました。何と言ってもマスカルポーネとの相性が抜群!クリーミーさが更に広がって、お料理とワインの美味しさ相乗効果を満喫できます。
青りんご・梨、ゆりのような白い花、ほのかなハーブ感。爽やかな果実味と酸味が広がり、余韻もスッキリしています。
ちょっと聞きなれないマカブーというブドウ品種を使っているんですが、カマベオという呼び名なら聞いたことがあるかもしれませんね。爽やかだけど骨格はしっかり。これに、前半はすっきりソーヴィニヨンブランらしさ、後半はシャルドネやアルバリーニョの奥行きが出てくる...というのが私の印象。
飲む人やシチュエーション、あわせる料理を選ばない万能白ワインでオススメです♪