今回は、世田谷区の三宿通り沿いにあるチーズ専門店LAMMASさんのワークショップに参加してきました。
種類がたくさんあるチーズの中でも、焼いて楽しむ定番チーズから意外なものまで、食材との美味しい組み合わせも含めて、6種類が登場しました!
チーズのラインナップ
・クロタン・ド・シャヴィニョル(フランス)
・ケファログラヴィエラ(ギリシャ)
・リコッタ・アッフミカータ・フリウラーナ(イタリア)
・カチョカヴァッロ・ディ・ブッファラ(イタリア)
・タレッジョ(イタリア)
・レイパユースト(フィンランド)
クロタン・ド・シャヴィニョル(フランス)
まず最初にサラダと合わせて登場したのは、フランスのAOC山羊チーズ「クロタン・ド・シャヴィニョル」です。高さ・直径ともに5cm未満のコロンと可愛い見た目が特徴的で、熟成によって酸味や甘味が変化していくチーズです。
普段そのまま切っていただいていた方は、焼きチーズとして登場することに驚くかもしれません。オーブンやトースターなどで表面を香ばしく焼いて、ブレッドやサラダに合わせると、とろっとしてとても美味しくなりますよ。
ケファログラヴィエラ(ギリシャ)
続いては、今回の焼きチーズのメインともいえる、ギリシャのヨアニナ県から「ケファログラヴィエラ」です!
ギリシャのチーズというと、フェタチーズが有名ですね。ケファログラヴィエラは、グリルチーズ「サガナキ」としても有名です。サガナキの由来は、取っ手の2つあるフライパンを意味する「サガニ」から来ていると言われています。
山羊と羊の混合乳で、さっぱりとした山羊と脂肪分のある羊の組み合わせは相性が良く、焼いてみると風味が豊かに立ち上ります。レモンを絞るだけでなく、タイムや蜂蜜と一緒に食べても美味しいです。取っ手が2つある可愛らしい小フライパンを用意して、見た目も本格的に焼いていただきたいですね。
カチョカヴァッロ・ディ・ブッファラ(イタリア)
グリルした野菜の上に、とろけさせたのは「カチョカヴァッロ・ディ・ブッファラ」です。ブッファラは水牛という意味で、カチョカヴァッロはイタリアのカンパーニャ州で作られている、珍しい水牛乳製なのです!
モッツァレラを熟成したチーズなので、焼いた後も弾力があって食べごたえのあるチーズです。バルサミコ酢をかけていただくとよく合いました。
リコッタ・アッフミカータ・フリウラーナ(イタリア)
タレッジョ(イタリア)
レイパユースト(フィンランド)
以前フィンランドのお酒事情の記事でも紹介した、フィンランドの焼きチーズ「レイパユースト」も登場しましたよ。
今回はデザートチーズとして、アプリコットジャムとラッカと呼ばれるクラウドベリーのジャムと一緒にいただきました。
フィンランドの方から、耐熱皿にレイパユーストとバニラソースをチーズの1/3~1/2の高さまで注いで、オーブンで10分ほど焼き、シナモンを振りかける食べ方をすすめられました!
最後に
世界には面白いチーズが沢山ありますね。どのチーズも焼くだけで一層美味しく、香りや甘みも感じられて、新しい発見がありました。
グリル料理をする際にはぜひ「焼きチーズ」にぴったりなチーズを用意してワインと一緒に楽しんでみてください!
チーズ専門店LAMMAS
住所:東京都世田谷区下馬2-27-14-101TEL:03-6453-2045
営業時間:10:30~19:00(月曜定休※月曜が祝日の場合は営業)
休日などの情報はFBにて:https://ja-jp.facebook.com/lammas.jp
<以前の関連記事>
・ワインベルトから外れた国「フィンランド」のお酒事情とは?
http://iewine.jp/article/1982
・世田谷区の三宿通りにあるチーズ専門店「LAMMAS(ランマス)」に行ってきました!
http://iewine.jp/article/1835