まだまだ寒い日が続きますが、日中の日差しに春を感じる方も多いのではないでしょうか。温かくなってくるのは嬉しいけれど、花粉症や紫外線などのお悩みが出てくる時期でもありますね。
それぞれマスクやUVケア化粧品など外側から対策することも大切なのですが、身体の内側、つまり食事からも対策ができることをご存じですか?
しかもおいしい食事とワインで対策できるのです!
今回はそんな花粉症や紫外線といった春のお悩みに解決に役立つ赤ワインと、それに合う料理レシピをご紹介したいと思います。
材料:2人分
スパゲティ 150g
合挽き肉 100g
トマト 100g
玉ねぎ 1/3個(70g)
人参 1/4本(30g)
ピーマン 1個(30g)
セロリ 30g
にんにく 1かけ(5g)
オリーブオイル 小さじ2(8g)
洋風だし又は水 1カップ(100g)
トマトケチャップ 大さじ2(30g)
赤ワイン 大さじ2(30g)
ローリエ 1枚
塩 小さじ1/4(1.5g)
作り方
【1】トマトは2~3㎝角に切る。玉ねぎ、人参、ピーマン、セロリ、にんにくは微塵切りにする。
【2】鍋を熱してオリーブオイルをひき、にんにくと玉ねぎを炒める。香りが出てきたら、合挽き肉を加えて炒め、色が変わってきたら人参とセロリを加えて炒める。
【3】トマトとピーマンを加えて軽く炒めたら、洋風だし(又は水)、トマトケチャップ、赤ワイン、ローリエを加えて煮る。
【4】煮詰まってきてとろみがついたら、ローリエを除いて塩で味を調えて、茹でたスパゲティと絡めて完成。あれば刻んだパセリを散らして下さい。
今回はパスタと合わせていますが、ごはんやパンに添えたり、ラザニアに使用したりと、定番のミートソースと同じように色々な料理に使えます。
ワインのポリフェノールと緑黄色野菜の抗酸化物質が効く
花粉症は免疫の過剰反応によって起こるアレルギー反応ですが、赤ワインに含まれるポリフェノールには花粉症を引き起こす炎症物質ヒスタミンの放出を抑える働きがあると注目されています。
また、人参やピーマンなどの緑黄色野菜に多く含まれるカロテンという色素や、トマトの赤い色素リコピンには強い抗酸化作用があります。紫外線を浴びると体内で活性酸素が発生し、これが増えすぎるとシミやシワなどを作るもとになってしまいます。
きれいな肌のままでいるためにも、抗酸化物質をたっぷり摂ることが大切ですね。ちなみに赤ワインに多いポリフェノールも抗酸化物質の一つです。
この抗酸化物質たっぷりのミートソーススパゲティですが、私はイタリアのキャンティ・クラシコアモーレ・オーロとあわせて、おいしく頂きました。 みなさんもおいしい赤ワインと料理で春のお悩み対策に取り組んでみてはいかがでしょう。