3月に入って、暖かい日も増えてきました。 暖かくなってくると、私はすっきりした白ワインが飲みたい気分になります。白ワインのおつまみと言えば魚介類など、さっぱりしたものがよく合いますね。
そこで今回は、簡単でオシャレに見えておいしい!という、サバのリエットのレシピをご紹介します。通常のリエットよりもさっぱり味のレシピですので、辛口の白ワインともよく合います。
私は茹でたサバを使いましたが、缶詰のサバの水煮を使っても同様に作ることができます。缶詰を備えておけば、いつでも手軽に作れるおつまみです。
材料:2~3人分
茹でたサバかサバの水煮缶 100g
バター 15g
玉ねぎ 30g
粒マスタード 小さじ1(5g)
あればケーパー 3g
塩 0.5g
作り方
【1】茹でたサバは骨を除いて身をほぐす。サバの水煮缶は、骨は好みに応じて除いてもよい。玉ねぎはみじん切りにして水にさらしておく。
【2】バターは室温で柔らかくして、【1】のサバと玉ねぎ、粒マスタード、ケーパー、塩を混ぜて完成。
玉ねぎは、あれば旬の新玉ねぎを使いましょう。辛みが少なく、水にさらす手間も不要になります。
そのまま食べてもおいしいのですが、バケットに乗せてパセリを散らしてもとてもおいしいです。かわいい瓶に詰めてデリ風に仕上げて、ピクニックに持参するのもおすすめです。
リエットとは?
リエットは豚肉やガチョウの肉をラードで煮込んで固めたフランスの料理で、パンなどに塗って食べます。
いわし、まぐろ、鮭などの魚が使われることもあるそうで、今回はサバで作ってみました。魚のリエットは油と混ぜ合わせて作ります。本格的なものは数か月も日持ちする保存食とされていますが、油をたっぷりと使うため、健康が気になる方には少し悩ましい料理かもしれませんね。
今回のレシピは油分を控え目にして、日持ちこそしませんが、サバのおいしさを楽しめるリエットです。サバがお買い得なときや、サバ缶をアレンジして食べたい…なんてときに、ぜひおすすめしたい料理です。
辛口の白ワインを見つけたら、ぜひサバのリエットと一緒に楽しんでみて欲しいです。