ブショネのワインを救うには食品用ラップが効くって本当?

はじめに

ワイン愛好家であれば、一度は聞いたことがある「ブショネには食品用ラップが効く」という噂....これは本当なんでしょうか? そもそもブショネとは何?という方のために、まずはブショネの解説を致します。

ブショネとは?

ブショネとはコルク内部のバクテリアによって、ワインが汚染されてしまったもののことを指し、これはコルク栓のワイン全体の3%~7%に発生します。

ブショネのワインの香りは、いきすぎた酸化や還元臭とは全く別物で、カビや雑巾の臭いがします。程度によって、あまり気にならないものもありますが、中には一度嗅いだら絶対に忘れない臭いの時も。もちろん、スクリューキャップの方が圧倒的にブショネの確率は減ります。

ブショネの臭いをラップで解消?

そんなブショネですが、皆さんもよく知っているラップをワインに浸すことで、カビや雑巾のような嫌な臭いが減少するそうです。そして、飲もうと思えば飲めるようになるケースもあるとか。

この原理は、臭いの元である化学物質TCAをラップが吸着してくれるからだそうです。

たしかにワイン関連の本やサイトでは度々見かける話題ですが、私自身、実際に試したことはないので先日赴いたワイン会でチャレンジしてみたところ、10分経ってもほとんど臭いに変化はなく、わずかにマシになったような……と思ってラップをワインから取り出してみても、飲めるようなものではありませんでした。

どうしたもんだろう、と帰宅してからきちんと調べたところ、TCAを吸着するのはポリエチレン製のラップでないと効果があまり期待できないということがわかりました。

まとめ

ラップの他にも「ポット型浄水器BRITA」でブショネワインを濾過するとほとんど嫌な臭いがなくなる、なんていう記事もありました。

<参考記事:http://www.matsubarafamily.com/blog/item/430>

どちらにしても、味や香りはぼやけたり壊れてしまうそうなので、もう二度と手に入らないようなレアなワインがブショネだった、というような緊急事態のときは試す価値があるかもしれませんね。

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お酒と書籍をこよなく愛すワイン好きなライターです。ワインの魅力にとりつかれ、知識を深め、ワインエキスパートの資格を取得。「ワイン=敷居が高い」という既成概念を壊していきつつ、一緒にワインの楽しさを探っていきましょう。

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