ワインと料理を合わせようと思うと、私はやはり洋食が多くなります。
たまには中華風の料理とワインを合わせたいなと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は赤ワインに合う簡単中華レシピをご紹介します。味付けは甘みと旨みとコクが濃縮されたオイスターソースにまかせればOK!なので簡単です。
スパイス風味がある赤ワイン、ル・ムートン・ノワール・ジロンド・アンと合わせるために、今回のレシピでは八角やシナモンを加えてスパイシーな風味を追加しましたが、お好みに応じて、また合わせるワインによって、スパイスは省略してもOKです。
材料:2人分
豚薄切り肉 4枚
茹でたけのこ(水煮) 4切れ
薄力粉 少々
油 小さじ1
オイスターソース 大さじ1
酒 大さじ2
八角、シナモン、こしょう 少々
付け合せの菜の花 60g
作り方
【1】豚肉でたけのこを巻いて、巻き終わりに薄力粉をつけて止める。
【2】フライパンを熱して油をひき、【1】を焼く。転がしながら全体を焼く。
【3】オイスターソース、酒を混ぜて、八角とともに【2】のフライパンに入れて絡めながら風味をつけて焼く。
【4】【3】をお皿に盛り、シナモン、こしょうをお好みでふる。
【5】1~2分茹でた菜の花を添えて完成。
たけのこは水煮の市販品を使いましたが、手に入れば旬のたけのこを自分で茹でて使ってもよいでしょう。また、たけのこに合わせて、季節感のある菜の花を添えましたが、特長のある風味の春菊や、味わいのあるきのこ類を焼いて添えてもおいしそうです。
オイスターソースとワインを合わせてみよう
オイスターソースは日本語で牡蠣油ともいい、牡蠣を塩茹でしたときの煮汁と砂糖、うまみ調味料などを加えた調味料です。中華料理の中でも広東料理によく使われるようです。
甘みと旨み、コクのあるオイスターソースにはカベルネ・ソーヴィニョンのような渋みのある濃厚な赤ワインが合うと言われます。他にも、ピノ・ノワールのような酸味のある渋みの少ない赤ワインや、リースリングのような甘酸っぱい軽快な白ワインも合うようです。
オイスターソースはそれ1本で料理をおいしく仕上げてくれる便利な調味料。オイスターソースを使った簡単中華と一緒に、ワインを楽しんでみるのもおすすめですよ。