今回はフランスのカフェで定番メニュー、クロック・ムッシュをご紹介させて頂きます。
クロックとはフランス語でカリカリとしたという意味で、パンにハムとチーズ、ベシャメルソースをのせてカリっと焼きあげたホットサンドです。1910年頃パリにあるオペラ座近くのカフェで作られた事が始まりだそうで、以来フランスのカフェの定番軽食メニューとなっています。
また、クロック・ムッシュの上に目玉焼きを乗せたものはクロック・マダムと呼ばれ、とろりとした黄身とベシャメルソースが絡み合うクロック・マダムもおすすめです。 どちらも手軽な食材で簡単に出来るのでお好みで作ってみてください。
材料：2人分
パン 2枚
ハム 2枚
チーズ 適量
小麦粉 15g
バター 10g
牛乳 100ml
作り方
【1】ベシャメルソースを作る。鍋にバターを入れごく弱火で溶かし、ふるった小麦粉を入れダマにならない様に混ぜる。そこへ牛乳を3回ぐらいに分けながらまったりととろみが出てくるまでさらに混ぜ合わせていきます。
【2】パンにバターを塗り、ハム、ベシャメルソース、チーズを乗せる。
【3】トースターで程よく焦げ目がつく位かりっと焼けたら出来上がりです。
まとめ
合わせるワインはフルーティーでスッキリとした味わいの白ワインがおすすめです。休日のランチタイムにクロック・ムッシュと白ワインはいかがでしょうか。
ベシャメルソースを作る際、鍋の温度はごく弱火にして焦げない様に気をつけてください。また小麦粉がダマにならない様に必ずふるいにかけてから混ぜ合わせるのもポイントです。
ベシャメルソースは冷凍保存も効き、グラタンやシチューなど幅広くお料理に活用出来るのでとても便利です。 ベシャメルソースをたっぷりのせた優しい味わいのクロック・ムッシュをお楽しみください。