甘さと塩気が美味しい!メロンと生ハムのひとくちパスタ

赤い果肉の夕張メロン・タカミレッド・クインシーメロン、緑色の果肉のアンデスメロン・アムスメロン、実の固さや甘さも様々で、色々な種類のメロンが店頭に並んでます。

メロンに生ハム、今となっては誰もが知る組み合わせですが、もともとはイタリアやスペインの前菜的なメニューで、塩気が強い生ハムが食べにくいのでメロンと合わせて食べやすくするとか、青臭いメロンを生ハムでカバーするために考えられた組み合わせでした。 甘く熟れたジューシーなメロンには塩がきついくらいの生ハムが合います。メロンに生ハムのせたり、巻くだけでなく、色々な盛り付けで楽しめます。今回、遊び心でメロン生ハムパスタも作ってみましたので合わせてご紹介します。

盛り付けアレンジ

青肉メロンと赤肉メロンを合わせて盛り付けると彩りもよく、メロンの味わいも違うので見た目も味も楽しめます。

メロンと生ハム別に盛り付けて

メロンとワイン、生ハムとワインでマリアージュして、メロンと生ハムを一緒に口に含んでワインとのマリアージュ、色々なマリアージュを楽しめる盛り付けです。

ピックに刺して

ホームパーティーの時はピンチョス風に食べやすくして、お洒落に盛り付けて。

材料:2人分

カッペリーニ(細いパスタ)…25g

完熟メロン汁…大さじ1

完熟メロンの実…40g

生ハム…2枚程…

お好みでピンクペッパー…少々

作り方

【1】メロンは種を取りだしストレーナー等で漉してメロン汁を取る。メロンの実は1cm角位に崩す。生ハムも小さめにちぎる。

【2】沸騰した湯に分量外の塩を入れカッペリーニを茹でる。規定時間茹でザルにあげ水にさらし水気をきる。絞るようにして水気をよくきったら、カッペリーニに完熟メロン汁とメロンの実、生ハムを混ぜる。

【3】冷蔵庫で10分程おいて再度混ぜて盛り付ける。お好みでピンクペッパーを散らす。

まとめ

メロンと生ハム、フルーティーな甘さと旨味の効いたしょっぱさの調和、この組み合わせには、是非ワインと一緒に楽しんでいただきたいです。

違和感も感じる組み合わせ、合わせなくてもいいのにと思う方も多いかと思います。しかし、ワインと合わせるとフルーティーな甘さや対照的な塩分にワインもすすのむで、ワインと一緒に合わせて美味しくなるおつまみかと思います。

シャンパンや、スパークリング、ミネラル感のあるシャルドネ、メロンの甘味に合わせてアスティーにも合うかと思います。完熟したメロンに塩気の強い生ハムをのせたり、巻いたりしたら、すぐにいただかず、少し時間を置き馴染ませると、メロンのフルーティーな甘さが生ハムにうつり味も一体化し調和のとれた味わいになります。

メロンの美味しい時期、メロン生ハムと家ワインのマリアージュ、楽しんでみてください。

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料理研究家。東京世田谷で少人数料理教室サロン・ド・ルージュを主宰。日本ソムリエ協会認定ソムリエ、利き酒師、栄養士。身近な旬の食材で家庭でも作りやすい料理を提案。 お酒全般好きで、ワインも大好き。 得意料理は家にある食材でササっと作るお酒のおつまみ。 家に人が集まる機会が多く、家ワインとおつまみで楽しんでます。

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