チーズが美味しくなる!?意外と知らないパンとチーズのマリアージュ5選

はじめに

パンはワインとチーズの脇役的な存在かもしれませんが、ワインやチーズのように、一緒に食べるパンも少しこだわりを持って選んでみませんか? 実は、ワインとチーズに相性があるように、パンとチーズにも相性があるんです。

今回は、知っているようで意外と知らない、チーズをもっと美味しく食べるための、パンとチーズのマリアージュをご紹介致します。

パンとチーズのマリアージュ5選

白カビチーズ

白カビチーズに最も相性が良いのはやっぱりバゲットです。バゲットはどんなチーズにも合いますが、カマンベールとの相性に勝るチーズは他にないかもしれません。また、熟成が進んだ白カビチーズは香ばしいくるみ入りのハードパンとよく合います。

ウォッシュチーズ

味、香りともに個性の強いウォッシュチーズには、全粒粉パンやパン・ド・カンパーニュのような、噛み締めるとちょっと酸味があって、ずっしりと重たく濃い味わいのパンと合います。チーズの強い個性が口の中でパンと中和してまろやかになります。

青カビチーズ

塩味の強い青カビチーズには、レーズンやイチジクの入ったドライフルーツ入りのパンを薄くスライスして。青カビチーズがハチミツやデザートワインと相性が良いのと同じ理屈で、チーズの塩味とドライフルーツの甘味がぴったり合います。

シェーブルチーズ

買ったばかりの熟成の進んでいないシェーブルチーズにはバターの風味があるブリオッシュと。この目からうろこのマリアージュ、是非一度お試し下さい。また、グリーンサラダに軽く焼いたトーストとシェーブルをのせたサラダは、フランスでも人気です。

ハード、セミハードチーズ

コンテやパルミジャーノのようなハードタイプのチーズはカットしてそのまま食べることが多いですが、薄くスライスしてサンドイッチにするならバゲットが一番です。また、チーズを加熱した場合もやっぱりバゲットです。

まとめ

いかがでしたか? 今まで何となく買っていたパンも、是非一度このマリアージュを参考にして選んでみて下さい。でも、もし希望のパンが手に入らない時はバゲットを選べば大丈夫。焼きたてなら尚良しです。

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ワインコーディネーター/ワインライター。
フランス留学後、ワイン専門店勤務を経て、ワインコーディネーターに。
飲み頃や旬を大切にワインとチーズの魅力を伝えるサロン「Wine Salon d’Ourse」主宰。飲食店や食のイベントプロデュースの他、ライターとしてワインやチーズに関する情報も発信している。
J.S.A.ソムリエ / C.P.A.チーズプロフェッショナル

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