シャンパンのラベルやコルクに描かれている星マークの意味を知っていますか?

出典:https://sandisieger.com/2010/07/29/corks/

シャンパンのラベルや王冠、そしてコルクに星マークが描かれているのを見かけませんか?

代表的なシャンパンであれば「モエ・エ・シャンドン」や「ドン・ペリニョン」のラベル、王冠、コルクに星マークが描かれています。他にも「ポール・デ・テュンヌ」にもラベルや王冠に星マークが刻印されており、この星マークに気付くと少し嬉しい気持ちになります。

では、この星マークにはどのような意味があるのでしょうか?

シャンパンの星マークは彗星?


実はシャンパンのラベルやコルクに描かれている星マークは、彗星を意味しているそうです。

ハレー彗星が到来した1811年は、シャンパーニュ地方が大豊作になったことから「彗星の到来する年は当たり年になる」というジンクスが生まれたことがそもそもの始まりだそうです。

実際に彗星が到来した年とシャンパンの当たり年を調べてみると偶然にも一致することが多かったので、それ以来、様々なシャンパーニュメゾンがラベルや王冠、コルクに星マークを描くようになりました。

モエ・エ・シャンドン社が創設された年も彗星が到来


かの有名なモエ・エ・シャンドン社が創設されたのは1743年です。この年は歴史的に見ても強い輝きがあったと記録されているクリンケンベルグ彗星が到来しました。

もちろん彗星の到来に合わせて会社を設立したわけではありませんが、モエ・エ・シャンドン社は彗星が運んできた贈り物のようなシャンパンを現在に至るまでリリースし続けていることはご存知の通りです。

シャンパンの当たり年に到来した彗星


・1976年 ウェスト彗星
・1986年 ハレー彗星(85年が大当たり年で彗星の到来は2月)
・1990年 オースチン彗星(大当たり年)
・1993年 シューメーカー・レヴィ第9彗星
・1996年 百武彗星
・1997年 ヘールボップ彗星
・2002年 LINER彗星
・2007年 マックノート彗星

まとめ


ハレー彗星は周期彗星といい、76年周期で到来しています。次回の到来は2061年の夏頃だと言われており、今から歴史を揺るがすヴィンテージになるのかどうか楽しみですよね。

ハレー彗星だけでなく、様々な彗星がシャンパーンニュの土地に豊作という贈り物を届け、グラスに注ぐとまるで星が煌めくように輝いている……そんなロマンチックな逸話と一緒に、シャンパンを飲んでみてはいかがでしょうか?

お酒と書籍をこよなく愛すワイン好きなライターです。ワインの魅力にとりつかれ、現在ワインエキスパートを目指して勉強中。「ワイン=敷居が高い」という既成概念を壊していきつつ、一緒にワインの楽しさを探っていきましょう。

おすすめの記事

もうワイン選びで失敗しない!良いワインショップ選びのポイントとは?

家でワインを楽しむワイン好きな皆さんは、いつもどこで購入していますか?ワインは重いのでネット通販を利用される方も多いでしょう。しかし、ワイン初心者にとってネット上でワインを選ぶのはなかなかハードルが高いかもしれません。そもそも、実店舗でも通販サイトでも、どのショップで買い物をしたらよいのかということから悩んでしまいます。 そこで今日は、ワイン選びで失敗しないためにも、良いワインショップを見分けるポイントをお伝えしたいと思います。

イタリアワインの格付け「DOCGとDOC」の違いとは?

イタリアワインのラベルやキャップシールに「DOCG」「DOC」という文言を見たことがありますか?この言葉はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回はイタリアワインの格付け「DOCG」、「DOC」についてご紹介いたします。 ヨーロッパのワインには品質分類がある イタリアを含む、フランス、ドイツなどのヨーロッパ諸国にはワインを品質で分類したヒエラルキーがあり、どの国も大枠は同じようなものになっています。 簡単にいうと、上の分類になればなるほど、厳しい法律が定められていて格が高くなる、またその見返りとして土地の名前を名乗ることが認められているというものです。フランスの最上級の等級はAOC(Appellation d'Origine Contrôlée)と呼ばれており、それと同じ位置づけにあるイタリアの等級がDOCG(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)なのです。

ワイングラスでの乾杯で、音を立てるのはマナー違反?

ビールジョッキでは豪勢を音を立てても良いけれど、ワイングラスで乾杯するときは決してグラス同士をぶつけてはいけない──日本では、それがマナーとして認識されています。 しかしながら、創業250年の歴史を誇る老舗ワインブランド・リーデルは、2011年に「乾杯でグラスをぶつけるのはルール違反ではない」と正式に表明しています。 ただし、繊細な縁同士をぶつけては割れてしまう可能性があるため、正式な乾杯方法は傾けたワイングラスの腹同士をぶつけるのだそうです。 リーデル家10代目当主であるマキシミリアン・リーデル氏も「ワインは色や香り、味わいだけでなく、音も含めて五感で楽しんでくださいね」(参考ページより引用)と発言しており、正しい乾杯方法や奏でられる音色も動画にて確認することができますよ。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.