スパークリングワインの王様と言えば、フランス・シャンパーニュ地方で造られたシャンパンですが、使用するブドウは全て手摘みであり、製作にはとてつもない手間暇をかけ、最低でも15ヶ月熟成させることが法律で義務づけられています。
世界中のスパークリングワインはシャンパンを目指していると言っても過言ではありませんが、実は日本にもシャンパンに負けないようなスパークリングワインがあるのでご紹介します。
いいちこの三和酒類が造ったスパークリングワイン
出典:https://www.facebook.com/ajimuwinery/
日本の代表的な麦焼酎「いいちこ」を造っている三和酒類株式会社(大分県)ではワインも造っています。ワインが好きな人であれば「安心院ワイン」の名前に聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか? 読み方は「あじむわいん」といい、これは霧深く温度差の激しい三和酒類が所有する「安心院葡萄酒工房」の所在地「安心院町」からきています。
中でも「安心院スパークリングワイン」は、シャルドネを使用したブラン・ド・ブランとメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンで造られたロゼがあり、シャンパンと同様の製造法で造られた非常に繊細な味のスパークリングワインとなっています。
安心院スパークリングワインの味わい