シャンパンに負けないほど美味しい「安心院スパークリングワイン」


スパークリングワインの王様と言えばフランス・シャンパーニュ地方でつくられたシャンパンですが、使用するブドウは全て手摘みであり、製作にはとてつもない手間暇をかけ、最低でも15ヶ月熟成させることが法律で義務づけられています。

世界中のスパークリングワインはシャンパンを目指していると言っても過言ではありませんが、実は日本にもシャンパンに負けないようなスパークリングワインがあるのでご紹介します。

いいちこの三和酒類が造ったスパークリングワイン


日本の代表的な麦焼酎「いいちこ」を造っている三和酒類株式会社(大分県)ではワインも造っています。ワインが好きな人であれば「安心院ワイン」の名前に聞き覚えがある人も多いのではないでしょうか?

読み方は「あじむわいん」といい、これは霧深く温度差の激しい三和酒類が所有する「安心院葡萄酒工房」の所在地「安心院町」からきています。

中でも「安心院スパークリングワイン」はシャルドネを使用したブラン・ド・ブランとメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンでつくられたロゼがあり、シャンパンと同様の製造法でつくられた非常に繊細な味のスパークリングワインとなっています。

安心院スパークリングワインの味わい


ブラン・ド・ブランは温暖な土地で造られたシャルドネらしく、黄色リンゴや洋梨の風味があり、また菩提樹の香りがエクストラ・ブリュットの辛さを引き立ててすっきりとした味わいに仕上げています。熟成期間は14ヶ月から24ヶ月、しっかりとした旨味を感じました。

一方でロゼはコケモモやプルーンなどのカラメルっぽさがある果実の風味が特徴的で、そんな風味の向こうには微かなピーマンの香りがスパイスとなっていました。

ブリュットなのに甘味を強く感じたのは、ブドウがしっかりとつくられているからではないでしょうか。メルロー7割にカベルネ・ソーヴィニヨンが3割含まれていて、最低でも3年の熟成期間を設けています。

ちょっと変わったスパークリングワインを飲みたいという人にはぜひ味わっていただきたい美味しさでした。

クリーミーな泡が特徴


特筆すべきはその泡の細かさです。通常のスパークリングワインは3気圧以上のものが多いですが、シャンパンは法律で5気圧以上と定められています。

そして安心院スパークリングワインは約6気圧!気持ちのよいくらいクリーミーな泡がグラスをキラキラと装飾してくれるのです。

ワインのプロたちがこぞって薦める安心院スパークリングワイン、ぜひ一度手に取ってみてくださいね。


安心院葡萄酒工房

お酒と書籍をこよなく愛すワイン好きなライターです。ワインの魅力にとりつかれ、現在ワインエキスパートを目指して勉強中。「ワイン=敷居が高い」という既成概念を壊していきつつ、一緒にワインの楽しさを探っていきましょう。

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