フランス料理やイタリア料理の香りづけに使われる、三大珍味「トリュフ」。家庭で使うのはちょっとハードルが高いのですが、最近ではトリュフオイルやトリュフ塩など、トリュフの香りを手軽に取り入れられる商品が続々と開発されています。
いずれにしても「洋」のイメージでしたが、今回は日本の食卓にグッと近づける「しょうゆテイスト」のトリュフソースをご紹介します。
日本とフランスの共同開発
300年以上の歴史を持つ伝統調味料メーカー「盛田」と、フランス食材輸入商社「アルカン」が、家庭でもトリュフの味わいが楽しめるようにの共同開発した「トリュフソースしょうゆテイスト」。 特別な調味料は、調理中よりも「仕上げにテーブルで」使いたいという方が多いもの。特別な塩、特別なオイルの使いこなしに慣れていない日本人も、特別な醤油となれば「アレにかけたい!」とすぐにイメージが湧いてくるでしょう。
「トリュフソースしょうゆテイスト」は、そんなイメージでカジュアルに使うことができます。
また、安価で販売されているオイルや塩は、トリュフ風味の香料を使った物が多い中、「トリュフソースしょうゆテイスト」にはトリュフのツブツブが一目で分かります。 日本のキノコは秋が旬ですが、ヨーロッパ産トリュフの旬は12月~2月頃。味覚、香りともに優れた冬トリュフは「黒いダイヤモンド」と称され高値で取引されているそうです。
「トリュフソースしょうゆテイスト」で使用されているのはこの冬トリュフ。蓋をあけただけでふわ~っと広がる華やかな香り。味付けはごくごく穏やかで、だし醤油に近いしっかり旨みを感じられる味わいです。
仕上げの醤油として
トリュフの香りなんて家庭料理には使いこなせないのでは?なんて臆することなく、いつもの料理の仕上げ醤油のように、試しにタラリとかけてみてください。
味なじみがとても良く、どんなお料理にもスッと溶け込んでくれます。温野菜、ほくほくに蒸したジャガイモやこふき芋、蒸し鶏など淡泊なお料理にかければ華やかに。キノコをたっぷり使った和風スパゲティー、バターを塗ったトーストにかければ、お安い食材を高級な味わいにランクアップしてくれます。
ワインを意識した逸品に
トリュフとの相性と言えば、やっぱり肉料理です。
セオリー通りステーキやローストビーフにかけるのはもちろんテッパンですが、ちゃちゃっと炒めたこま切れの豚肉に、追い「トリュフソース」するだけでも抜群に美味しい!そして何より、ワインコンシャスな1品にしてくれます。
卵との相性が抜群
更に見逃せないのが卵料理との相性。オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き、そして私の一番のお気に入りは「卵かけごはん」。しょうゆの代わりに「トリュフソース」をかけると、この上なく極上なTKG(たまごかけごはん)に。
そしてもう1つ、とろとろに焼いたカマンベールチーズにもかけてみてください。チーズはコンビニやスーパーで買えるお安いもので十分。コクのあるスパークリングワインや、熟成感のある滑らかな赤ワインと共にお楽しみください。
まとめ
いつものお料理にちょいがけするだけで、贅沢料理に変えてくれるお助けアイテムです。お招きの機会が増える年末に向けて常備しておけば、急なおもてなしにも自信をもってご提供できますよ。