ワインを好きな人がたいていグラスやオープナーにこだわっているのと同様に、チーズに興味を持ち始めると、専用の道具もまた欲しくなってしまうものです。
というわけで、今回はチーズを好きになり始めた方へ、チーズをより美味しく楽しむための道具をご紹介したいと思います。
切る道具
ペティナイフのような小型のナイフは既にお持ちの方も多いでしょうから、もしチーズ用に別途ナイフを購入するなら、切ったチーズがくっつかないよう、刃に穴の開いたものをおすすめします。チーズ専用のナイフは、切ったチーズを刺して持ち上げるために先が割れているものが多いです。
GS 18-8 シェフランド チーズナイフ(9981-266)
Amazonで見るすりおろす
パルミジャーノ・レッジアーノをはじめ、ハードタイプのチーズや固くなったチーズをすりおろす時に使うおろし器。これは、最初に揃えたいチーズ道具です。
ですが、チーズ専用の物というよりは、野菜など他の食材をすりおろすのにも使えるおろし器でかまいません。市販されている粉チーズと、食べる直前にすりおろしたチーズの味の差は歴然です。
Microplane プレミアム ゼスターグレーター ブラック MP-0611
Amazonで見るスライスする
ハードタイプのチーズは小さくダイスカットするのも良いですが、スライスして盛り付けると見た目が華やかになります。また、トーストやハンバーグにのせるなど、スライスしたチーズはお料理にも使い勝手が良いのでスライサーがあるととても便利です。シャベル形のものが一般的です。
Zwilling Twin Cuisine チーズスライサー 39709-000
Amazonで見る盛り付ける
カッティングボードは、そのまま食卓に置くことができ、チーズを口に入れる直前にカットすることができるので、とにかくひとつは持っておきたい道具です。
普段使っているまな板でカットすると匂いもまな板に付いてしまいますし、柔らかい白カビタイプのチーズなどをカットすると、中身が流れ出てまな板にくっついてしまうので、無理に皿に取り分けると見た目が汚くなってしまいます。
カッティングボードは、色々な素材のものが市販されていますが、やはり木製のものがどんなチーズにも合わせやすいでしょう。大理石など石材製のプレートは予め冷やしておくと冷たさを維持できるので、ホームパーティーで時間をかけてチーズを食べる時などにおすすめです。
チャバツリー ライラ サービング ボード レクタングル S 革紐付 CU68
Amazonで見る保存する
ジップロックなどのプラスチック容器でもかまいませんが、琺瑯(ホーロー)の容器なら匂いうつりすることがないので、強い匂いのチーズも気にせず長期間保存することができます。保存の方法については以前のコラム「チーズの正しい保存方法」も是非ご参照下さい。
野田琺瑯 レクタングル深型M ホワイトシリーズ WRF-M
Amazonで見るまとめ
今回はチーズをより楽しむための道具を色々とご紹介しました。これらの道具を全て揃えなくてもチーズを美味しく食べることはできますが、専用の道具を使った方が格段に見た目が美しくなるので気分は上がります。奮発して買ったチーズなら尚更、味わいだけでなく見た目も楽しみたいですね。