ワインの味はワイングラスによって変わると言われているため、機能を持ったワイングラスを求めている方も多いのではないでしょうか?
そのため、各グラスメーカーで特徴を出して、ワイングラス造りに取り組んでいます。しかし、ワインの味を美味しくする機能とは別に「割れないワイングラス」にも注目が集まっています。
ワイングラスは消耗品です。破損することもありますし、お手入れを怠ってしまうとグラスが濁ってくるため、取り扱いには注意が必要です。また、キャンプやバーベキューなどのアウトドアでの使用など、ワインを飲むシーンは益々広がってきています。
特にアウトドアでは、これまで紙コップや組み立て式のプラスチックのワイングラスが主流でしたが、昨今は特殊樹脂などを使ったワイングラスが登場しています。今回はそんな割れないワイングラスから「トライタン」をご紹介します。
もくじ
トライタンとは?
ガラスのような透明感があるので、見た目はワイングラスですが、実は最新の合成樹脂「トライタン樹脂」を使用したペットボトルのような柔軟性のあるワイングラスです。使用されている素材「トライタン樹脂」は、人体に影響する可能性が示唆される化学物質を含まない「イーストマン Tritan(トライタン)コポリエステル」を使用している安全な製品です。
力を入れても、曲げても、ひねっても元に戻る樹脂素材を採用しているので、倒したり、落としても割れる心配がありません。
メリットとデメリット
某テレビ番組で、このトライタンがいかに割れない素材であるか実証した結果、クレーンの最高位28.5mの高さから落としても割れない驚異的な「耐久性」が立証されました。
投げても、歪めても、めったな事で割れることはなく、他の樹脂と比べて傷に強いのも特徴のひとつです。また、耐熱99度で食器洗浄機での使用も可能で、匂いなどがグラスに残ることはありません。このようにガラス製のワイングラスにない機能を持ち併せているのがトライタンの特徴です。
逆にデメリットは、ガラス製品が持つメリットを持ち併せていないことです。例えば口当たりの薄さだったり、グラスの軽さもそうです。ガラス製でしか出せない魅力も備えている訳ではありません。
まとめ
トライタンが活躍する利用シーンとしては、バーベキューやキャンプなどのアウトドアはもちろん、小さいお子様のいる家庭でのパーティーでも活躍するでしょう。また、トライタンは種類も豊富なので、様々なシーンに合わせて、グラスを選ぶことができます。
落としても割れず、食器洗浄機でも使用可能。ガラス製のグラスとの比較はもちろん、アクリル製のグラスと比較しても傷が入りづらい素材なので、長く使うことが可能です。