寒い日の夜はポトフでほっこりと体も心も温まりましょう。ウィンナーやジャガイモをコンソメでコトコト煮た洋風ポトフも美味しいけど、我が家では根菜とカツオだしの和風ポトフをよく作ります。味付けはシンプルに塩だけ。野菜の旨みがじんわり溶け込み、ほっこり甘いスープに変身してくれます。
本日の主役は豚肉とたっぷりの大根。しかも大根は、嬉しい下茹いらず。大きめにカットしても、レンジ加熱してから煮ると、短時間でグッと味がしみて美味しさUP!年末年始で疲れた胃腸に、ジアスターゼ効果で体カラダをリセットしましょう。
材料:2人分
[難易度] ★★☆☆☆
[調理時間] 30分
大根 200~250g
豚肉(バラ薄切り)100g
A かつおだし 250cc
A 塩 小さじ1/2
作り方
【1】大根は皮をむいて、ちょっと大きめの乱切りに。包丁を斜めに入れ、表面の面積が大きくなるようにカットします。これは野菜に煮汁を染み込みやすくするカットのしかたです。ニンジンやレンコンなど、旬の冬野菜を加えてもいいでしょう。 【2】大根はレンジ加熱してから煮ると、短時間で味しみに仕上がります。カットした大根を耐熱袋に入れ、電子レンジで加熱(600wで約3分・500wで約4分が目安)します。加熱後は冷水にとり、表面を優しく洗うと大根の臭みが流れます。 【3】豚肉は一口大にカット。鍋に油少々を熱し、中火で炒めます。ここでこんがり焼き色をつけておくと、豚肉特有の臭みが飛び、仕上がりにこうばしさがプラスされます。 【4】下ごしらえしておいた大根とAを加えます。一度沸騰させてアクをとり、蓋をして中火で15~20分ほど煮ます。器に盛り付けて、お好みでかいわれ菜や塩もみした大根の葉、七味唐辛子などをふって召し上がれ。
合わせるワイン
和風仕立てのお料理なので、日本の白ワインなんていかがですか?甲州、ナイアガラ、シャルドネ・・・日本の白ワインはクリアで柔らかな物が多く、シンプルな鰹だしともスッと溶け合います。
シャトー・メルシャン 勝沼甲州 750ml [日本/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
Amazonで見る心地よい酸と喉をとおったあとのグリーンな余韻。キリッと冷して、ややゆったりとしたグラスで。ワインが口の中で少しずつあたたかみを纏いながら、芯の冷涼さを残しながら胃袋までじんわり。部屋の明かりも少しだけ落として、ゆったりとした時間をお過ごしください。