ちょっと差のつく簡単レシピ!「ハッセルバック・チキン」はいかが?

レシピサイトで大人気の「ハッセルバックポテト」をご存知ですか?

名前の由来は、スウェーデンのストックホルムにある老舗ホテルのハッセルバッケン(HASSELBACKEN)からきているそうです。ポテトの下の部分が切り離れないように薄くスライスし、オーブンで焼きます。切れ込みにオリーブオイルやバター、チーズなどを加え、カリッと焼くのがポイントです。

私もよく作るのですが、「チキンで作っても美味しいかも!」と思いつきました。切り込みを入れてフィリングを詰めて焼き上げるチキン料理はワインにも合います。今回は、すっきりした白ワインに合うような、和風のレシピにしました。とっても簡単で、作り置きにも向くメニューなので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料:2人分

鶏むね肉 1枚
玉ねぎ 1/4個
味噌 大さじ2
粉チーズ 大さじ1
太白ごま油 適量

下準備

【1】鶏むね肉は皮を取り、下の部分をつなげて7㎜幅に切り込みを入れる。

【2】玉ねぎをみじん切りにする。

作り方

【1】玉ねぎ、味噌、粉チーズを混ぜ合わせる。

【2】鶏むね肉の切り込みに【1】のフィリングを詰める。

【3】アルミ箔にのせ、太白ごま油を適量かけて、魚焼きグリル(またはオーブントースター)でこんがりと焼く。

【4】切り分けて盛り付け、わさびを添えれば完成!

味噌とチーズは発酵食品なので、好相性のうえ相乗効果で旨みに深みが出ます。同じく発酵しているワインのおつまみにもオススメです。玉ねぎは血液をサラサラにしたり、疲れをとる栄養成分があるので、積極的に摂りたい野菜ですね。お肉を食べる時にも合わせたい食材です。

鶏むね肉は淡白な風味で、調理方法によってはパサつくので敬遠される方も多いですが、しっかりした味のフィリングを合わせ、太白ごま油をかけてしっとり焼き上げると、ヘルシーなのにボリュームのある一品になります。

合わせるワインはすっきりした軽めの白ワインがおすすめです。和風の味付けなので、日本ワインとの相性も抜群です。少し発泡しているようなタイプもいいですね。ソーヴィニヨンブランを冷やして合わせてみてください。

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「ハッセルバック・チキン」は、フィリングをお好みでアレンジしても楽しいですよ。お家での定番レシピにしてみてくださいね。

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料理研究家/フードコーディネーター/チーズプロフェッショナル/ワインエキスパート
本郷台駅徒歩3分の自宅にて「パン&料理教室 サロンドファリーヌ」を主催。自家製酵母パン、ドイツパンについても研究を深めている。パン屋さんを巡ることがライフワーク。

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