同コンクールは、25年にわたるワインコンクールの主催歴を持つディディエ・マルタンが主催しています。彼は、世界のワイン市場で女性が与える経済的影響力を目の当たりにし、今までになかった個性的なワインコンクール、フェミナリーズを2007年に創設しまし、2015年の世界コンクールへと発展しました。
メディアに広く紹介される特別なテイスティング・イベントを目指し、ブルゴーニュ地方のワインの首都ボーヌに毎年、各国から600人以上の女性が集結します。
審査について
同席の審査員は、それぞれ異なるワインを試飲するため、審査員間での話し合いやコメントを交換することはなく、他者の影響を受けません。
女性審査員は、テイスティングの基礎的知識を備えたワイン業界で活躍する人達から選ばれます。有資格者によって理想的な温度で用意されたワインがグラスに注がれ、ブラインドで審査されます。それぞれのワインは、離れたテーブルに着席している3人の女性によって審査されます。
評価について
ワインの評価は、39箇所の点をチェックされる審査用紙に記入され、ワインに不備がある場合、適温で準備された予備用ボトルからワインがサーブされます。
最良の結果を保証するため、審査するワインの順序は特別に配慮されています。評価された最高のワインにフェミナリーズの金、銀、銅のメダルが与えられます。
編集者のコメント
ワイン出展者は平等に扱われ、費用等もリーズナブルで世界中から挑戦できる環境が整えられているコンクールです。日本でもSAKURA AWARDが開催されていますが、世界中で女性のワインへの影響力は拡大していますね。