スライサーを使って簡単に!ポテトとカマンベールチーズのガトーインビジブル

皆さん、「ガトーインビジブル」というケーキが流行しているのをご存知ですか?インビジブルとは、フランス語で「見えないケーキ」という意味です。

リンゴを薄く切って、クレープのようなゆるい生地と一緒に型に入れて焼いたお菓子です。焼いている間に、生地がリンゴと一体化し「見えなくなる」ことから「インビジブル」という名前がついたそうです。

どっしりした見た目にインパクトがありますが、食べるとほとんどがリンゴなので、軽くてさっぱりしています。食後のデザートにもおすすめです。

薄くスライスされて、きれいに重ねられている切り口を見ると、とても手のかかるお菓子だと思われがちですが、実はスライサーを使って簡単に作ることができます。

生地はボウル1個で混ぜるだけです。

このガトーインビジブルのワインと相性の良いタイプを作ろう!と思い、ポテトとカマンベールチーズを組み合わせました。

材料:18㎝パウンド型 1台分

じゃがも 3個
卵 1個
牛乳 40ml
薄力粉 60g
塩 ひとつまみ
オリーブ油 大さじ2
カマンベールチーズ 1個 

【準備】
・じゃがいもは皮をむきスライサーで薄切りにする。
・カマンベールチーズは7mmの厚さに切る。
・パウンド型の内側にバターを塗る。

作り方

【1】ボウルに卵と牛乳を入れて混ぜ合わせ、薄力粉と塩、オリーブ油を加えてよく混ぜる。

【2】スライスしたじゃがいもを入れて生地と混ぜ合わせる。

【3】パウンド型に【2】のじゃがいもの半量を並べ、敷き詰める。

【4】カマンベールチーズをのせる。

【5】残りのじゃがいもを並べる。

【6】180℃のオーブンで40分焼く。

ジャガイモをスライスして層にし、間にカマンベールチーズを入れてオーブンで焼くだけです。

このお料理は、ケークサレのアレンジ、といったところでしょうか。野菜の美味しさ、チーズや卵のコクと旨みが感じられる、フレンチのお惣菜です。オリーブの実やアンチョビを入れても美味しそうです。

野菜のおだやかな旨み、カマンベールチーズのクセのない、柔らかなミルクの風味に合わせるなら、アルザス地方の「ゲヴュルツトラミネール」などバラやライチを思わせる豊かなアロマが感じられる白ワインがおすすめです。

サレタイプの「ガトーインビジブル」 ぜひ作ってみてください。

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料理研究家/フードコーディネーター/チーズプロフェッショナル/ワインエキスパート
本郷台駅徒歩3分の自宅にて「パン&料理教室 サロンドファリーヌ」を主催。自家製酵母パン、ドイツパンについても研究を深めている。パン屋さんを巡ることがライフワーク。

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