カロリーだけじゃない!ダイエット中でも気にならないワインのおつまみとは?

ダイエット中だけどワインを飲まないなんてあり得ないし、そういうときは美味しいおつまみだって食べたい!そんな悩めるワイン愛好者は多いですよね。

中には「ワインはそもそも低カロリーだし、アルコールのカロリーはいくら摂っても太らないから大丈夫!」と思っている強者も多いようですが、本当でしょうか?

ワインはヘルシー。しかし……

実際ワインのカロリーは100gあたり70kcal~80kcalとされ、100g100kcalを超える日本酒よりはヘルシーです。また、ビールの場合は100g40kcal程度ですが、アルコール度数が低く多く飲めてしまうことを考えれば、たしかにワインはダイエット中の人には適したアルコール飲料と言えるでしょう。

また、ワインを始めとするアルコールのカロリーはエンプティカロリーと呼ばれます。エンプティカロリーとは、その名の通り「空っぽのカロリー」すなわち栄養素が含まれていないカロリーのことです。

アルコールには血糖値を上げる力がないため、基本的に人体に蓄積されないとされます。しかしながら、肝臓内にあるグリコーゲンをブドウ糖に分解する作用を促進するため、一時的に血糖値は上昇するのです。それゆえに「いくら摂取しても太らない」は間違いです。

ダイエットと血糖値の関係

さて、ここで「血糖値が上がると何で太るの?」と思った人も多いと思います。

炭水化物(糖質)は体内でブドウ糖に分解され血液中の血糖値を上昇させます。このとき、体の中では血糖値を下げようとしてインシュリンが分泌されます。

インシュリンはエネルギーとして全身に糖を送りますが、使われなかったものは脂肪として溜め込む働きを持っているのです。さらに、脂肪を分解するホルモンの働きも阻害するため、インシュリンが多く分泌されればされるほど太ってしまうことに。そして、血糖値は上昇するスピードが速いほど太りやすくなります。

ちなみに「早食いは太る」と耳にしたことがあると思いますが、これは速いスピードで体内に糖が取り込まれ、血糖値が急上昇するからなのですよ。

そこで、ダイエット中だけれどワインを飲みたいし、おつまみも食べたいという人は、血糖値が上昇するスピードを計ったGI値(Glycemic Index)が低いも食物を選ぶと良いのです!

GI値の低い食べ物と高い食べ物

GI値はブドウ糖を摂取したときの血糖値上昇率を100として、相対的に示したものです。これが低いほど血糖値は緩やかに上昇するために、インシュリンの分泌も少なくて済むのです。

ちなみに、ワインのGI値は40で低GI値だとされていますが甘口のものは当然高くなるために注意が必要です。

ワインのおつまみとして使用されやすい野菜や穀物、乳製品でGI値が高いものと低いものはこちら。

高GI値食品(太ってしまう可能性がある)

パスタ、クロワッサン、フランスパン、バターロール、食パン、じゃがいも、にんじん、すいか、アイスクリーム、フライドポテト、ポテトチップス、チョコレート、コショウ、ベーグル、もち米、精白米、天ぷら粉、片栗粉、くり、ジャム、ドライバナナ、パイン缶詰、黄桃缶詰

低GI値の食品(ダイエットにオススメ)

アボカド、トマト、玄米、ライ麦パン、全粒粉パン、全粒粉のパスタ、にんにく、タマネギ、パプリカ、ナス、ブロッコリー、クレソン、ズッキー二、レタス、サラダ菜、ほうれん草、きのこ類、ぎんなん、肉類、魚類、貝類、ツナ缶、豆腐、ナッツ類、乳製品、卵、コンソメ、マヨネーズ、マスタード、塩、トマトソース、ビネガー

つまり、マリネやカプレーゼ、サラダ類などはワインと一緒に摂っても太りづらい一方で、パスタやリゾット、パン類などは注意が必要ですね。

お助け! GI値を下げる食べ物

低GI値のものを選んでワインのおつまみにすれば良いわけですが、だからと言ってワインにぴったりのフランスパンやパスタや、じゃがいもを使用した美味しそうな料理を目の前にしても我慢しろというのは酷ですよね。

そういうときは、GI値を下げる食べ物を意識的に摂るという“お助け”的な方法もあるんですよ。

GI値を下げる食べ物

ほうれん草、小松菜などの葉物野菜全般、タマネギ、ブロッコリー、海藻類、きのこ類、あさり、牡蠣、いか、酢、オリーブオイル

嬉しいことに、ワインと相性抜群のオリーブオイルはGI値を下げてくれる食べ物になります。

カロリーを気にすることも大事ですが、GI値に注目して体に脂肪を溜め込まないようにワインとおつまみを楽しめるようになるといいですね。

<参考>
http://www.skincare-univ.com/article/010564/
http://club.panasonic.jp/diet/calorie_control/gi/foodlist.html?evid=af
http://www.nice-body.jp/diet/insulin_diet/insulin_diet_gi_b.html
http://www.bldsugar-down.net/dietaryhabits/food.html

お酒と書籍をこよなく愛すワイン好きなライターです。ワインの魅力にとりつかれ、現在ワインエキスパートを目指して勉強中。「ワイン=敷居が高い」という既成概念を壊していきつつ、一緒にワインの楽しさを探っていきましょう。

おすすめの記事

旅するアルメニアワイン輸入者The Ancient World代表「田村公祐」さんインタビュー

世界最古のワインというとジョージア(グルジア)を思い浮かべる人が多いと思いますが、実はアルメニアも、ジョージアと並んで世界最古のワイン生産地といわれています。ワインの文化は、フランスやイタリアなどヨーロッパだけでなく、中近東にも魅力が詰まっているみたいですね。 今回は中近東各地を年に何度も訪問し、自身でオリエンタルワインを輸入する田村公祐さんにお話を伺いました。

駅近1分。オシャレ着・手ぶらで行ける「CARVINO(カルヴィーノ)」で本格イタリアンBBQと限定ワインを味わおう!

東京ドームアトラクションズをバックに背の高い木々に囲まれて、本格イタリアンBBQ広場「CARVINO(カルヴィーノ)」が2017年6月10日(土)にオープンしました。オープンに先駆けた先行イベントに参加してきましたので、その様子をご紹介します。

ソムリエがテイスティングして飲み比べ!デイリーワインで人気の動物ラベル3種、それぞれのお味は?

今回は、ソムリエの小野沢さんに協力してもらい、動物ラベルワインの中でも、とくにみなさんが目にする機会が多い、白ワイン3種類を飲み比べてみました。いずれもチリ産で、1本500円~600円台(※販売店による)でリーズナブルに買えるという共通点がポイントです。

関連コラム

飲酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されております。 Copyright © 家ワイン All Rights Reseved.