春のイベントとして広まりつつある「イースター」は、キリスト教の復活祭です。
春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日に、イエス・キリストの復活をお祝いするのですが、具体的には卵を見つける遊びをしたり、クリスマスのように家族でご馳走を食べたりします。
イースターが近くなると、カフェなどで卵のお料理をよく見かけるようになります。黄色は春らしい色なので、卵料理はこの時期のおもてなしにもいいですね。
今回は卵料理の中でも人気が高い「温泉卵」の失敗しない作り方と、ワインのお供にピッタリなアレンジレシピを紹介します。
失敗しない温泉卵の作り方
【材料】
卵 4個
作り方
【1】厚手の鍋に1ℓの湯を沸かし、火を止める。常温の水を200ml加える。常温の卵を入れて蓋をし、12分置く。
【2】卵を取り出して10分ほど置いたら完成です。
ポイントは卵を常温に戻しておくことです。温度計を使わなくても、水の分量と時間をはかるだけで失敗なくできますよ。
温泉卵が出来上がったら、アレンジレシピを試してみましょう!
温泉卵に、グリーンオリーブや粉チーズをトッピングして仕上げます。温泉卵は出汁醤油などをかけて和風の味付けにし、日本酒に合わせることが多いですが、洋風にするとワインによく合う前菜に仕上がります。
刻みオリーブとアンチョビのイタリアン温泉卵
【材料】
グリーンオリーブ 10個
粉チーズ 大さじ1
アンチョビ 適量
オリーブ油 適量
塩、黒胡椒 適量
作り方
【1】グリーンオリーブをみじん切りにする
【2】器に温泉卵を割り入れ、グリーンオリーブ、粉チーズ、アンチョビをのせ、オリーブ油をかける。
【3】塩と黒胡椒で仕上げる。
卵の殻の上の方だけを切り取り、トッピングすると見た目もおしゃれですね。スプーンですくってバケットにのせても美味しいです。
合わせるワインは、酸味が少なく、軽やかでフルーティーな白ワインがおすすめです。
卵のまろやかさをさっぱりとさせてくれるスパークリングワインもよく合います。イースターの時期に、目先の変わった温泉卵の前菜をぜひ作ってみてくださいね。