ついつい手がのびる美味しさ!カリッカリふわっふわの鶏チーズ天!

おつまみの定番といえば鶏のから揚げですが、鶏天もおすすめです。

鶏天は大分県の名物で「かしわ天」とも呼ばれています。定番は醤油、ニンニク、生姜の漬けだれを鶏肉にもみ込み、天ぷらにしたものです。その美味しさは、一度食べたら病みつきになる方も多いです。
ビールと合わせるのも美味しいですが、スパークリングワインや、白ワイン、ロゼワイン、軽い赤ワインとも、とても良く合います。

今回はワインと合わせてより楽しめるように、チーズを使って洋風にアレンジした鶏天をご紹介します。

材料:作りやすい分量

鶏ささみ肉 200g(3~4本程度)

A 塩麹 大さじ2/3
A こしょう 少々
A パルミジャーノレッジャーノチーズのすり卸し 5g

天ぷら粉(市販品) 50g
水 商品規定水分量+大さじ1

B パルミジャーノレッジャーノチーズのすり卸し 10g

揚げ油 適量

作り方

【1】鶏ささみ肉は筋を取り除きます。筋の両脇を包丁の刃先で少し切り、筋を下にして引くようにして取り除きます。

【2】一口サイズのそぎ切りにしボウルに入れて、AとBの半量をよく絡めます。

【3】 天ぷら粉50gに商品規定量の水に大さじ1の水と、Bの半量を足して全体を混ぜます。

【4】【2】の周りに【3】の衣をつけ、170℃の油でカリッとなるまで揚げ、中まで火を通したらできあがりです。

鶏ささみ肉は鶏肉の中でも柔らかい部位で、脂も少ないので時間が経っても油っこくなく、柔らかい状態でいただけます。

塩麹で下味をつける事により、肉もさらに柔らかくジューシーになります。塩麹がない場合は塩を小さじ1/2程絡めてください。

また、パルミジャーノ・レッジャーノチーズがなければ、普通の粉チーズでも大丈夫です。下味と天ぷら粉それぞれに混ぜ合わせることにより、しっかりと味が付き、チーズの風味とコクある味わいになります。

市販品の天ぷら粉を使用することで、ふわっカリッと失敗なく簡単に揚げる事ができます。(チーズを混ぜた分、商品規定の水分量+大さじ1程度の水を加えて混ぜてください。)

揚げ油も沢山でなく、3cm程の高さがあれば揚げられます。しかし、一度に沢山入れて揚げてしまうと油の温度が下がり、カリッと揚がらないので、2~3回に分けて揚げるといいです。

チーズの風味もあり、ついつい手がのびてしまう美味しさの鶏チーズ天は、お子様も大好きな味だと思います。休日のご家族のブランチにもおすすめなお料理です。

冷えたスパークリングワイン、白ワイン、ロゼワイン、軽い赤ワインなど、幅広く合わせる事ができます。
例えば、レモンを絞っていただく時にはスパークリングワインや、ソーヴィニヨンブラン系の軽い白ワインを。タルタルソースを添えていただく時にはロゼや軽い赤を合わせると、より楽しめます。

これからの暖かくなる時期は、ワインを冷やして飲みたくなります。鶏チーズ天を作って、冷えたワインとのマリアージュを楽しんでください。

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料理研究家。東京世田谷で少人数料理教室サロン・ド・ルージュを主宰。日本ソムリエ協会認定ソムリエ、利き酒師、栄養士。身近な旬の食材で家庭でも作りやすい料理を提案。 お酒全般好きで、ワインも大好き。 得意料理は家にある食材でササっと作るお酒のおつまみ。 家に人が集まる機会が多く、家ワインとおつまみで楽しんでます。

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