これからの季節におすすめのコンビニワイン。カープーカー・ソーヴィニヨン・ブランをご紹介!

 

コンビニワインのレベルが高いと言われて久しいですが、最近は以前にも増してアイテムが充実しているのをご存知ですか?

「安い」「美味しい」「手軽に買える」と三拍子揃ったコンビニワインは、どんどん試してみないと損です!というわけで今日は、これからの季節に大変おすすめのコンビニワインをご紹介致します。

kapuka MARLBOROUGH SAUVIGNON BLANC 2016

カーブーカー・マールボロ・ソーヴィニヨン・ブラン 2016
原産地:ニュージーランド / マールボロ
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンのPB(プライベートブランド)ワインで、輸入者はメルシャン株式会社です。750mlサイズで約1,000円(私は税込み980円で購入しました)。ワイングラス2杯分ほどの250mlサイズは300円台で購入できます。

見た目も涼やかなこのワインは、ニュージーランド有数のワイン産地マールボロ地区のソーヴィニヨン・ブラン品種を使用した辛口の白ワインです。

柑橘類、特にグレープフルーツを搾った時のようなフレッシュな香りとハーブのアロマ、清々しい酸が特徴で、後味に心地よい苦みが残ります。ビールと同じでこの心地よい苦みが食欲をそそるので、しっかりと冷やせば、和洋問わずにどんなお料理とも合わせられます。

さらに、このワインの最大のおすすめポイントは、非常にタフなことです。ソーヴィニヨン・ブラン特有のフレッシュな香りや味わいは開栓後3〜4日は続きます。好みにもよりますが、私は鮮烈な香りや酸味が少し落ち着いた開栓3日目くらいの方が、普通の家庭料理との相性も良く、とても美味しいと感じました。

マールボロ地区のソーヴィニヨン・ブラン

ニュージーランドのマールボロ地区で造られるソーヴィニヨン・ブランのワインと言えば、国際的にも「品種特性の基準」と言われるほど有名です。長い日照時間と、涼しい夜間の気温が凝縮した風味のブドウ造りを可能にし、ソーヴィニヨン・ブランの個性をしっかりと表現した清涼感のあるワインが出来上がります。

また、総じてニュージーランドのワインは、チリやオーストラリア等の他のニューワールドのワインに比べて、香りや味の第一印象が上品なものが多く、日本人の好みや和食に合うと言われています。そういった理由もあってか、最近ではニュージーランドでワイン造りに挑戦する日本人の醸造家も増えています。

ただ、ニュージーランドのワインは比較的価格が高めなことから手を出しにくかったのですが、これだけクオリティーの高いニュージーランドのワインが、コンビニで、しかも1,000円しない価格で購入できるとは本当に驚きです。

これからの季節、アウトドアにもぴったりのカープーカー・ソーヴィニヨン・ブラン、是非一度お試し下さい。

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ワインコーディネーター/ワインライター。
フランス留学後、ワイン専門店勤務を経て、ワインコーディネーターに。
飲み頃や旬を大切にワインとチーズの魅力を伝えるサロン「Wine Salon d’Ourse」主宰。飲食店や食のイベントプロデュースの他、ライターとしてワインやチーズに関する情報も発信している。
J.S.A.ソムリエ / C.P.A.チーズプロフェッショナル

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